東家一太郎ブログ、リニューアルオープンです!!

 東家一太郎ブログを平成28年10月から

ホームページ上に、リニューアルオープンします。

ブログタイトルは 「一太郎 一日一節(いちにち、ひとふし)」 です。

写真増し増しで、毎日更新します。

2010年から書いてきましたブログ

浪曲プリンス★東家一太郎 ~浪花節AZmagazine~

http://a1roukyokushi.jugem.jp/

から移行します。

今までご覧頂きました皆様、誠に有難うございました。

これからも情熱と愛を持って、浪曲に一心に取り組んで参りますので、

東家一太郎ブログ、是非引き続きご覧下さいませ。

 

 

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木馬亭定席 浜乃一舟師匠&東家美

2日、木馬亭定席、東家美の出番でした。

富士琴美姉さんと浜乃一舟師匠こと伊丹秀敏師匠のお三味線を弾くので、私も木馬亭に行って来ました。 
浪曲師の時は浜乃一舟というお名前、
浪曲三味線、曲師の時は伊丹秀敏というお名前の師匠です。
また秀敏師匠は美の三味線の師匠です。
一舟師匠の演目は「三日の娑婆」。
師匠が唸って、弟子が弾く。愛に溢れていて、一回一回が貴重な舞台です。
一舟師匠の名調子に節の言葉一つ一つに感情移入して行きます。巧みな節の構成でどんどん気分が高揚して来ます。これぞ浪曲の醍醐味と感じます。
私、拍子木を叩かせて頂きましたが、名演の最後にチョーンと打つ、こんなに清々しく気合いの入ることはありません。
今日は三門柳先生がトリでした。
天中軒雲月先生もいらっしゃり、楽屋の師匠方とお話できたり、笑顔を見れますと、まるで酸素カプセルに入ったような(入ったことないですが)元気を頂きます。
師匠方にはいつまでもお元気でいて頂きたいです。
木馬亭で、肌を通して師匠方から浪曲を学ぶ時はこれからだと思っています。
一太郎&美は
10月5日水曜日に木馬亭定席に出演させて頂きます(^O^)/
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明後日10月5日は木馬亭定席に出演致します

明後日10月5日(水)は浪曲定席木馬亭に

東家一太郎 曲師 東家美

出演致します。

 

出演は

港家小そめ、玉川太福、富士鷹雄、澤惠子
東家一太郎、田辺鶴遊、大利根勝子、澤孝子
一太郎&美は14:05頃からの出演です。
浪曲七席、間に講談が一席入りたっぷり、話芸をお楽しみ頂けます。
木馬亭は日本で唯一の浪曲、浪花節の定席(毎月やっている寄席)です。
詳しくはこちらにも書いてございますので宜しかったらご覧ください。
 
関東の浪曲家にとってのホームグラウンド、心の故郷が木馬亭です。
師匠東家浦太郎はよく高座で
「木馬亭の舞台に立つのが毎月待ち遠しい」
と言っています。
少し前までは師匠が月に5日間トリという時もありました。
 
私一太郎も美も木馬亭で育てて頂いて、今も沢山の事を勉強させて頂いております。
芸の故郷があるというのが本当に貴重なことだと思っております。
 
木馬亭は、一度その空間に入ったら忘れられない、とても素敵な劇場です。
是非、浪曲を聞きにいらして下さいませ。
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ぶらりぶらりと浅草寺

今日は浅草で用がありまして、木馬亭定席にも少し勉強に行って来ました。

毎月木馬亭に行っていても、なかなかゆっくり浅草寺境内を歩くことがないなぁと思いまして、ぶらりと歩いてみることにしました。

外国人観光客の皆さんが前よりどっと増えている感じがしました。お国も色々です。お線香を焚いて熱心に参詣していらっしゃる様子を見ると、改めて浅草寺は凄い所だなぁと思います。お線香の煙が写真にも棚引いています。

そしてなんと五重塔が改修工事中であることに今更ながら気付きました。来年の9月に完成予定だそうです。
本当に灯台下暗しで浅草に頻繁に行っていても気付かないものです。

本堂の東南には源頼朝公が参詣の折、差した枝から発芽したといわれるイチョウの木があります。
このご神木は東京大空襲で浅草寺も焼け野原になった中を生き延びて現在に至ります平和の象徴です。
鳩🐦もこっちを見ています。

境内の淡島堂にある大平和塔も戦争の惨禍を今に伝えています。目の前を通ると、どうしても塔の前で手を合わさずにはいられません。

銀杏の実の匂いがするなぁと思ったら地面にいくつか落ちていました。
木の枝の間に上手いこと一粒挟まっていました。
子供がはめ込んだのか、落ちて自然とはまったのか、何だか楽しいです。

また気になる彫刻を見つけました。朝倉文夫先生の「雲」という像です。
バックは花やしきのパラシュート塔。
お坊さんなのか民衆なのか一方を皆が見つめているのですが、見つめる先はスカイツリーの方面でした。
今まで全く気付きませんでしたが何だか気になる、そんな楽しい浅草寺ぶらり散歩でした。

明日も浅草。木馬亭でしっかりと浪曲を務めます🐥

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10月5日木馬亭浪曲定席、出演させて頂きました

10月5日水曜日、
浪曲定席木馬亭に東家一太郎&美、出演させて頂きました。
今日は中入り後に赤穂義士外伝「弥作の鎌腹」を務めさせて頂きました。
台風の影響を心配しておりましたが、公演中に少し雨が降ったものの、すぐに止んで晴れ間も見えました。
はっきりしない天気の中、お越し下さいましたお客様、誠に有難うございました。

楽屋風景です。東家美の隣にいらっしゃる師匠は

玉川祐子師匠です。
故玉川桃太郎師匠の奥様で、相三味線でいらっしゃいます。
夫婦で浪曲をやっていくことの素晴らしさも大変さもいつも優しく教えて下さいます。
御年九十四歳、また関東の浪曲界で一番芸歴の長い師匠でいらっしゃいます。
いつも、楽屋から舞台に、元気一杯小走りで上がっていらっしゃいます。
お会いする毎にパワーを頂いております。
また祐子師匠が手作りで楽屋に持ってきて下さる煮卵が最高に美味しいのです。
今日も作って持ってきて下さって、
その事を祐子師匠の卵が大好きな講談の田辺鶴遊先生が舞台で話して下さり、とても面白いお話で、何とも得をした一日でした。

さて、今日も木馬亭でご一緒でした田辺鶴遊先生、

落語の柳家喬の字兄さん、

カンカラ三線の岡大介さん、
いつもお世話になっている猪馬ぽん太さんが漫談で、
東家一太郎&美が浪曲で、
「浅草午歳五人男」という会を11月21日月曜日19時から浅草の歌謡劇場馬道で行います。
昭和53年、午年生まれ浅草芸人、五人が二年ぶり再び勢揃いします!!!
詳細はこちらにアップ致しました。
楽しい楽しい会になると思います。
ご来場心よりお待ち申し上げております。
 
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一席の浪曲

よく、

浪曲は、時間はどの位やるものなのですか?

と聞かれます。

私がよく口演しています浪曲は25~30分位のものが多いです。

浪曲には台本がありまして、それを覚えて稽古して舞台に掛けます。

 

時間が30分位になったのは、

レコードやラジオ放送の収録時間に合わせる為かな

と勝手に想像しておりますが、

浪曲定席木馬亭の持ち時間も基本30分と決まっております。

ただ、お仕事によっては10分、15分に、間を抜いたり工夫をして縮める事も多いです。

また、一席30分以上たっぷり口演することもございます。

自分で作る浪曲は、初めて聞いて頂くお客様も飽きない様に、元から15分位のネタもございます。

 

今月の木馬亭定席では、

一席30分の浪曲を、

お客様に飽きずに、泣いて笑って楽しんで、聞いて頂く事の大変さを学ばせて頂きました。

木馬亭という寄席は、私にとって浪曲道場、大切な勉強の場所でもあります。

浪曲師と曲師で、ただ舞台の上で浪曲をやっているのではなく、お客様がいらっしゃってこその30分。

お客様から教えて頂くことの大きさを今、噛みしめています。

 

秋の夜長、パソコンの起動している音かと思ったら、

虫の音でした。

 

「ああ、浪曲はいいなぁ」

と思って頂ける芸の形。

これを身に付けられる様、精進致します。

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木馬亭のおじさん

木馬亭の木戸にいつもいらっしゃる、おじさん。
おじさんと呼ばせて頂いておりますが、
木馬亭席亭、女将さんの弟様です。

いま女将さんが木戸にいらっしゃれないので
浪曲定席中は
おじさんと若女将さんが交代で木戸にいらっしゃいます。

おじさんには、入門時からずーっとお世話になっております。
「一太郎君、一太郎君」といつも可愛がって頂き、大好きな、かけがえのない方です。

最近お怪我をされてしばらく休まれていた時期もあったのですが、ご快復なされました。
横浜の方から定席中は毎朝早くいらして下さいます。

木馬亭に顔を出すとおじさんがいらっしゃる、
木戸でおじさんとお話しさせて頂く、
私にとって大事な浅草の風景の一つです。

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10年経ちました

今日、38歳になりました。
Facebookなどで沢山お祝いのお言葉を頂きまして、誠に有難うございました。

師匠東家浦太郎の弟子にさせて頂きましたのが、私、28歳の時でしたので、およそ10年経ちました。
正確には来年の7月17日で丸十年となります。
長い様で短かった、とよく言われますが、
この10年は結構長かった様に感じます。
10年前の今頃は、まだ弟子入り前で、浪曲の魅力に夢中になっていました。
その当時は10日間あった木馬亭定席に、
月3日は通っておりました。

周りの方々、お客様に助けて頂きまして、今日まで浪曲を続けてくることができました。
10年の間にお世話になった浪曲界の先輩方や身近な人、お客様、もうこの世にはいない方もいらっしゃいます。
単に浪曲という芸能に惚れて入っただけの人間に
沢山の方々が温かく応援下さっていることに心より感謝申し上げます。
師匠二代東家浦太郎が進んで来た同じ道を弟子の一太郎も進んで行けます様、精進致します。
お客様に浪曲で喜んで頂いて、また聞きたいと楽しみにして頂ける浪曲師を目指します。

今後ともご指導ご鞭撻を頂けます様、
またご贔屓頂けます様、
何卒宜しくお願い申し上げます。
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国本晴美師匠に愛の会ゲストに出て頂きます

あと1ヶ月後に迫ってきました。
11月12日土曜日 13時半開演 お江戸両国亭で行います、
東家一太郎愛の会 第5回目のスペシャルゲストには
国本晴美師匠にご出演頂きます。

サブタイトルに
~浪曲系図を紐解けば、東家の親戚筋!!~
と書いておりますが、
文字通り、浪曲の芸の系図では
私一太郎からしますと
晴美師匠は同じ東家の叔母様に当たります。
芸の系図となりますと、とても複雑な内容になってきますので、追々一つづつ、このブログでご紹介させて頂きます。

今月7日の木馬亭定席では
国本晴美師匠の「孝子の訴人」
ご舞台を拝見し、勉強させて頂きました。
水戸黄門がいい所で出てくるお話でした。
お三味線は伊丹秀敏師匠でした。

浪曲は「節が命」と師匠浦太郎に常々教えて頂いておりますが、
晴美師匠の巧みで渋くて徐々に盛り上げていく節遣いに完全に心を捉われました。
浪曲、浪花節というのはこうやって聴く人の心を掴んで行く物と、ご舞台から教えて頂きました。

写真をご一緒に撮って頂きましたら
楽しいポーズを取って下さり、
さすが武春師匠の御母様でいらっしゃいます。

11月12日愛の会、
ご予約承っております。
13:00開場、13:30開演
場所はお江戸両国亭
入場料は 前売り 2,000円 、当日 2,500円 です。
ご予約お問い合わせは
 TEL:090-9298-0391
メール:a1roukyokushi@gmail.com
までお願い致します。
一太郎が丁寧に対応させていただきます。

詳細はこちらにもございますのでご覧下さいませ。

是非是非お越し頂けます様、
何卒宜しくお願い申し上げます。


 



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日本橋と深川 『水都復活まつり』にて「深川七不思議」浪曲を口演します

日本橋と深川で『水都復活まつり』というお祭りが

10月22日、23日、29日、30日、31日の5日間、開催されます。

 

江戸町民の生活を支える商人の街・物流の街でもあった日本橋・深川。
そしてその両エリア結んでいた「水の道」日本橋川~隅田川~小名木川。
今も大江戸東京の中心であり続ける日本橋・深川を密接につなげていた『水の道』をあらためて見直し、水運を発信のアクセントに、「水都復活まつり」を通じて両エリアの魅力を広域にアピールしていく、

というイベントです。

 

その前夜祭10月22日土曜日に深川江戸資料館にて

深川七不思議浪曲会が催されます。

浪曲は東家一太郎 曲師東家美、

化けもの人形師 北葛飾狸狐さんの案内で、

妖怪たちも登場します。

 

観覧無料、先着150名様です!!

整理券配布開始 18:00から

18:30開場、19:00開演です。 

 

浪曲会の前には「妖怪はしわたし」というイベントがありまして、妖怪に仮装した演者が、日本橋船着場周辺を練り歩いたあと、船に乗り、その妖怪を乗せた“妖怪船”が深川に向かいます。一方、深川には河童に仮装した子供たちがおり、日本橋から船で来た妖怪たちを迎え、一緒に深川の街を練り歩きます。

 

想像するだけで楽しそうなイベントです!!

 

一太郎&美、気合十分に深川七不思議の浪曲を務めさせて頂きます。

 

10月22日は水都江戸の面影を、日本橋、深川のあやかし達と一緒に、是非探って下さいませ。

 

詳細はこちらの東家一太郎10月公演情報。

日本橋 深川『水都復活まつり』のページ

http://nihonbashi-kita.jp/suito/

また、こちらのページhttp://npn.co.jp/article/detail/63283869/

にも詳しく載っています。

 

ご来場心よりお待ち申し上げております。

是非、浪曲を盛り上げて頂けましたら幸いでございます。

 

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北鎌倉 緑の洞門 絵葉書ができたようです!!

先程テレビを見ていましたら、北鎌倉駅が画面に出てきて、オッと思わずテレビに食いつきました。

 

北鎌倉では8月30日に浪曲をさせて頂きました。

詳しくはこちらをご覧下さいませ。

 

JR北鎌倉駅、下り線ホームの中ほどのすぐ脇に「緑の洞門」といわれる、地元の方々の生活に密着したトンネルがあります。

この「緑の洞門」は現在、両側にフェンスが立ち、通行ができなくなっています。

 

不思議な御縁で、この「緑の洞門」についての浪曲、『浪花節だよ洞門は』を口演させて頂きました。

 

テレビの話に戻りますが、中井貴一さんが北鎌倉を少し案内していらっしゃいまして、

駅前の道のずっと奥に、

「緑の洞門」の前のフェンスが見えました。

我が家の小さいテレビでも!

あっ、洞門だ!

テレビ画面から洞門と出会えてとても幸せな気分でした。

 

こう話をしておりますが、私が「緑の洞門」の存在を知りましたのは、洞門の前にフェンスが立ってからですので、実際に洞門をくぐったことはございません。

最初に知りましたのは尊敬する写真家

関戸勇さんの写真展です。

 

洞門を通る子どもたちの楽しそうな笑い声がいまにも聞こえてきそうな写真を拝見し、

地元の皆さんに生活の一部として愛されている手掘りのトンネルがあることを知りました。

またそのトンネルが開削されてしまうかも知れないという話を伺い、とても驚きました。

 

 

「緑の洞門」という史跡を守りながら、安全に一日も早く開通されますことを、facebookやネットをチェックして、いつも心より願っております。

 

その「緑の洞門」の絵葉書セットができたそうです!!

北鎌倉在住の写真家、関戸勇さんの作品です値段は5枚セットで400円です。

通販でも手に入れられるようです。

詳しくは

北鎌倉緑の洞門を守る会のホームページ

http://www.ne.jp/asahi/kitakama/shiseki/

をご覧下さいませ。

 

洞門は今年の4月からフェンスに挟まれているようですが、フェンスの隙間からちらっと見える洞門は、美しく、生命力を見る人に与えてくれます。

安全に開通した「緑の洞門」の中をくぐってみたいです。

また、北鎌倉の魅力を味わいに小旅行に行ってきます。

ブログをご覧下さっている皆様も、秋の北鎌倉に行かれましたら、駅下りホームの中ほどにある「緑の洞門」にご注目下さいね。

 

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鳩とアカマンマ

鳩🐦が草木の花や実を夢中になって食べている様子をここ数日、町でよく見ます。
今日はお昼休みに公園で鳩を観察して楽しませて貰いました。

数匹の鳩が、食欲旺盛にせっせせっせと、赤い花か実を食べています。

調べましたらイヌタデという植物で赤い花と実をを付けるので、別名アカマンマというそうです。
アカマンマを食べる鳩。
首の力を使って、強引に素早く実を取って食べて行きます。凄まじいパワー&スピードです。
お腹一杯なのか、枝の上からこちらを見つめている主のような鳩もいたり、シジミチョウもいました。
のどかな良い天気の中、鳩の逞しさを知りました🐦
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来週金曜日10月21日19時より雷門会がございます。

今年から東家一太郎自主公演を毎月やっております。

場所は、浅草と東武練馬と両国です。

 

偶数月の第3金曜日の夜は

浅草での東家一太郎雷門会。

今月は10月21日の金曜日19時開演です。

 

会場は浅草田原町にあります日本浪曲協会の広間です。

一太郎が浪曲2席を努めます。

終演後にその場で茶話会がございます。

お茶、お菓子を食べながら

お客様とゆっくりお話しもさせて頂ける、

とてもアットホームな、私にとって大切な会です。

夜に近所の親戚の家に遊びに来たような、

そんな楽しい会に、毎回したいと思っております。

木戸銭はお茶菓子付きで1,000円です。

 

お三味線は東家美と馬越ノリ子さん。

一太郎と曲師二人の信頼関係が芸にきちんと出るように

懸命に努めます。

 

ご来場心よりお待ち申し上げております。

詳しくはこちらをご覧下さいませ。

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台本〜行間を読む

浪曲には台本がありまして、それを覚え、お三味線と合わせて口演致します。

浪曲台本には作者がいます。
浪曲の台本作家の先生もいらっしゃいますし、
浪曲師自ら台本を書いているというケースも昔から意外に多いと思います。

また本当のオリジナル作品というよりも、昔から伝わる話や原作があり、それを浪曲作品として脚色しているのがほとんどではないかなと思っております。

「作」と「脚色」、微妙な所です(^^)

今日は雷門会のお稽古をお三味線に合わせて、させて頂きました。
「国定忠治と清水の頑鉄」のお話です。
7年前ぐらいに師匠から「やってみな」と台本を頂きまして、書き写したノートがこれです。
自分で覚えやすいように工夫しながら書きますので、年数が経つにつれて次第に書き方、覚え方が変わって来ます。
いま現在はまた覚え方が違います。

よく学生の頃に「行間を読みなさい」と教わりますが、
浪曲を口演することは本当に「行間を読んで」、お客様にお伝えすることだと思っております。
作者の想いを考えて、背景や人物を想像しながら表現して行くのは生涯かけての勉強だと思います。
失敗反省がほとんどですが(^.^)
その経緯がとても楽しく、浪曲師の醍醐味と思います。


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深川怪談七不思議

10月22日土曜日に深川江戸資料館にて
日本橋と深川『水都復活まつり』
のイベントの一つとして
深川七不思議浪曲会が催されます。

浪曲 東家一太郎 曲師東家美、
化けもの人形師 北葛飾狸狐さんの案内で、
妖怪たちも会場に登場しますよ/(^o^)\
 
観覧無料、先着150名様です!!
整理券配布開始 18:00から
18:30開場、19:00開演です。 

プロジェクターを使って、浪曲でわかりやすく
深川七不思議を説明させて頂きます。

浪曲聞くのは初めて、深川の七不思議は知らないという皆様も、是非是非お気軽にお越し下さり、一緒に盛り上がりましょう!

深川の地に昔から伝わる七つの不思議と選りすぐりの深川怪談をまとめて紹介する、東家一太郎 脚色の新作浪曲です。

深い深い、深川の魅力を浪曲を通して感じて頂けます様、精一杯務めます。

詳細はこちらの東家一太郎10月公演情報。
日本橋 深川『水都復活まつり』のページ
また、こちらのページhttp://npn.co.jp/article/detail/63283869/
にも詳しく載っています。

なお、
猿江商會さんから出版されている本
『あやかしの深川~受け継がれる怪異な土地の物語~』
東 雅夫〔編〕
は「深川七不思議」にまつわる貴重な文献や、「深川七不思議」の世界を再現した浮世絵風木版画付き
とても素晴らしい本です。
詳しくは猿江商會さんのホームページをご覧下さいませ。

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木ッ端木ッ端の 売り声が 風に途切れる 柳橋

柳橋を通りかかりましたので、写真を撮ってみました。
浪曲「野狐三次〜木ッ端売り」に、
主人公の少年三次が親孝行の為、木屑を天秤担いで売り歩き、柳橋辺りを通り掛かる場面の節がございます。
暮れも近づいた寒い中、筑波山から吹き下ろす空っ風に吹かれながら、「木ッ端ぁ、木ッ端」と、子供が声を出して荷売りをする、その姿を想像すると、涙が出ます。  

今日は暑くも寒くもなく、天気も良く、絶好の秋日和でした。
柳橋は神田川が隅田川に流入する河口の一番初めにある橋と案内板に書いてありました。
屋形船が停留し、風情のある船宿もあります。
隅田川には観光船が走ります。
江戸、東京は水の都なのだなぁと改めて思いました。
橋の上から釣竿を垂らして釣りをしている人もいました。
近くでハゼ釣り大会と書いてあるポスターを見ましたので、ハゼが釣れるのだと思います。

東京を散歩をすると江戸の昔の面影を探し出すことが出来、イメージが膨らんで、とても楽しいです。
鬼平犯科帳のジプシーキングスの「インスピレーション」が流れるエンディング映像のように
色々な江戸の風景が、人々の心の中にあったのだろうなと思います。

浪曲の中にも、江戸の風景を描いている場面が沢山あります。特に大師匠東家楽浦の台本が描く江戸の風景や人情が、私は大好きです。
浪曲を口ずさみながら、聴きながらの散歩は格別に楽しいです(o^^o)
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鬼平と三次

中村吉右衛門さん主演の鬼平犯科帳が12月2日、3日放送の150回目でファイナルを迎えられるそうですね。

先日、NHKのラジオの特集番組を楽しく聞きました。

 

昨日のブログに、柳橋と野狐三次木っ端売りと鬼平の事を書かせて頂きました。

facebookのお友達から、

「(吉右衛門さん演じる長谷川平蔵が)木っ端売りにも心暖まる言葉をかけ、成長を見守っていくことでしょう」

とコメントを頂きました。

鬼平お頭が少年三次に温かい言葉をかけている様子が目に浮かんで来ました。

実際にそんな一話があるような、物語が進んで行くような気が致します。

 

歌舞伎にとても詳しいお友達が、

「歌舞伎は吉右衛門、浪曲は浦太郎、僕にとっての二大巨頭」

と常々、仰って下さいます。

吉右衛門丈と師匠東家浦太郎、私にとっても、お二人とも同じように凄い方です。

年代もほぼ同じ、半世紀をとうに超えて、一つの芸能に一心に身を捧げて、信念を持って続けて来られた方には共通する所が多いと思います。

吉右衛門丈の歌舞伎、師匠浦太郎の浪曲は、見れる内に生でできるだけ見て、学ばせて頂きたいとつくづく思います。

 

師匠浦太郎の十八番、私も口演しております「弥作の鎌腹」という浪曲は、歌舞伎の演目を浪曲に脚色した作品です。

歌舞伎では初代中村吉右衛門丈の当たり役、秀山十種の一つで、当代吉右衛門丈は平成二十五年十二月に国立劇場で公演されました。

吉右衛門の弥作、浦太郎の弥作が、私の心の中で、今も躍動しています。

 

ブログを読んで下さった方のお言葉で、鬼平と三次がリンクした様に、

「縁」や「繋がる」ということは、とても不思議で、とても大事な物と思いました。

お客様や周りの方々との縁を大事に、沢山の事を学ばせて頂きながら、芸に繋げて行きたいです。

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11月6日岩手県花巻市東和町で今年も、一太郎&美 、浪曲をさせて頂きます!!

昨年秋に岩手県花巻市東和町で、

東家一太郎、美の浪曲会をさせて頂きました。

沢山の素敵な出会いがありまして、私たちにとって今に続く、

かけがえのない時間でした。

 

今年も東和町で浪曲をさせて頂きます。

11月6日午後2時開演 

会場は東和総合福祉センター和室です。

詳細はこちらをご覧下さいませ。

 

岩手の皆様に私たちの浪曲で、心から楽しんで頂けます様、精一杯努めます。

シートン動物記より「オオカミ王ロボ」の浪曲版を

感動バージョンアップで申し上げます。

また、古典浪曲もお客様の心に、そっとお届けできたら、

と思っております。

 

東和町にお住まいの、動物学者 今泉吉晴先生との対談コーナーが昨年ございましたが、今年もきっとあると思います。

今泉先生は沢山のご著書を出されていて、

シートン動物記の翻訳者としても有名でいらっしゃいます。

今年はナチュラリスト ヘンリー・D・ソローの「ウォールデン 森の生活」の文庫版を小学館文庫から出されました。

https://www.shogakukan.co.jp/books/09406294

今泉先生の事、シートンの事など、またブログに書かせて頂きます。

 

主催は東和町土沢商店街のこっぽら土澤にあります、

とても素敵な雑貨店、「にっち」さんです。

にっちのブログ、読んでいるだけで幸せな気分になります。

http://blog.goo.ne.jp/niche20140501

是非ご覧下さいませ。

 

土沢はアートの町で、不思議な魅力がある場所です。

11月に伺うのを今からワクワクしております。

 

お近くの皆様、岩手県にお住まいの皆様、

また行楽シーズンを岩手でとお考えの皆様、

東和町でお会いできます事を楽しみにしております。

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11月12日(土) 国本晴美師匠ゲストの一太郎愛の会、ご予約受付中、スペシャルなご報告です!!

11月12日土曜日 13時半開演 お江戸両国亭で行います、
東家一太郎愛の会 第5回目のスペシャルゲストには
国本晴美師匠にご出演頂きます。
今日は晴美師匠のお宅に伺って参りました。
東家美は今回の愛の会で、はじめて晴美師匠の三味線を弾かせ頂きますので、そのお稽古です。
私は傍でずっと聞かせて頂いておりました。
芸歴七十年の晴美師匠の浪曲。じっくりと聞かせて頂く事が一番の勉強になります。
節の一言一言が胸に染み入ってきて、涙が下の瞼に溜まって来ます。
話の内容はそれほど複雑なものでなくても、胸が熱くなって思わず涙がこぼれてしまう、浪曲・浪花節の根本を教えて頂きました。
晴美師匠のお若い頃の楽しいお話も沢山聞かせて頂きましたので、愛の会の対談コーナーではお客様にも面白いお話をお伝え致します。
ここでスペシャルなご報告です!!
11月12日
東家一太郎愛の会 第5回目
~浪曲系図を紐解けば、東家の親戚筋!!~
晴美師匠のお弟子さんで先日名披露目会をされました
国本はる乃さんにもゲスト出演して頂くことになりました。
晴美師匠、はる乃さん、御師弟ダブルゲストです!!
13:00開場、13:30開演
場所はお江戸両国亭
入場料は 前売り 2,000円 、当日 2,500円 です。
ご予約お問い合わせは
 TEL:090-9298-0391
メール:a1roukyokushi@gmail.com
までお願い致します。
一太郎が丁寧に対応させていただきます。
詳細はこちらにもございますのでご覧下さいませ。
 
ご来場の程心よりお待ち申し上げております。
何卒宜しくお願い申し上げます。
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10月21日(金)19時開演、東家一太郎雷門会、是非お越し下さいませ。

10月21日(金)19時より、

東家一太郎雷門会がございます。

 

一太郎、浪曲二席懸命に務めます。

 

ご来場心よりお待ち申し上げております!!

 

詳細は以下でございます。

 

◆東家一太郎雷門会 シーズン4◆

 

〔日程〕平成28年10月21日(金)

〔開場/開演〕18:30/19:00 (終演予定20:30)

 終演後に茶話会もございます

 

〔木戸銭〕1,000円(お茶菓子付き)

 

〔ご予約・お問合せ〕

TEL:090-9298-0391

メール:a1roukyokushi@gmail.com 

 

までお気軽にどうぞ!!一太郎が丁寧に対応させていただきます。

浪曲2席をつとめます。

曲師 馬越ノリ子、東家美

 

〔場所/住所〕

日本浪曲協会広間/台東区雷門1-10-4

 

東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩5分。

田原小学校前の細い路地、駐車場の隣りです。

玄関に赤いのぼりを出しています。

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10月21日 東家一太郎雷門会御礼

10月21日(金)東家一太郎雷門会を開かせて頂きました。

ご来場頂きましたお客様、誠に有難うございました。

 

番組

一太郎 「忠治と頑鉄」 曲師:馬越ノリ子

 

一太郎 「一休の婿入り」 曲師:東家美

 

茶話会でもお客様と楽しいお話しをさせて頂きまして

とても素敵な時間を過ごさせて頂きました。

 

次回は12月16日(金)19時開演でお送り致します。

師走ですので、忠臣蔵。赤穂義士伝をつとめる予定です。

今年最後の雷門会になります。

是非ご来場頂けますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

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日本橋と深川 水都! 復活‼︎ 深川七不思議浪曲 前夜祭

『日本橋と深川 水都復活祭』の前夜祭

深川七不思議浪曲会にて

新作浪曲「深川怪談七不思議」を務めさせて頂きました。

ご来場頂きましたお客様、誠に有難うございました。

 

浪曲会の前には、

「妖怪はしわたし」というイベントがありまして、

日本橋から妖怪たちが乗った船「妖怪船」が深川までやって来ました。

到着場所は小名木川に架かる高橋(たかばし)のたもとにある高橋乗船場です。

この高橋は深川七不思議の一つ、「高橋の息杖」の不思議のご当地です。

どういう不思議かといいますと・・・

橋の上で駕籠担ぎが殺され、その後、寂しい夜には駕籠屋が息杖(駕籠屋が持つ杖)をつく音がする

という怪談です。

 

高橋乗船場は水上バスの定期船が廃線になっていたのですが、

この「妖怪はしわたし」イベントで見事復活しました。

まさに水都復活!!

乗船場の傍にはお休み処が出来、行燈が並べられ、

日本橋から来た妖怪たちと深川の河童の子供たちが

高橋から深川江戸資料館までお練りをしました。

 

浪曲会の司会をされました

化け物人形師・北葛飾狸狐さんが作られた

稲荷の祠も高橋乗船場前に設けられています。

 

『日本橋と深川 水都復活祭り』は

10月23日(日)29日(土)30日(日)31日(月)

日本橋と深川で開催されます。

詳しくは

http://nihonbashi-kita.jp/suito/

をご覧下さいませ。

 

今年は幻と言われた深川七不思議が

深川怪談実行委員会http://fukagawakaidan.tumblr.com/

の皆様のお力で

「あやかしの深川」という本も出版され、

http://saruebooks.com/item/book_05.html

私も新作浪曲として作り、口演させて頂きました。

妖怪、怪談ブームの年でもありました。

 

皆様も是非、

深川、日本橋で

水都江戸の歴史、不思議を探索なさってみてはいかがでしょうか。

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雷門会こんな雰囲気です(^^)

先週金曜日の東家一太郎雷門会の様子です。
一席目は馬越ノリ子さん、
二席目は東家美
のお三味線で浪曲二席、務めさせて頂きました。

写真は
写真家の関戸勇さんに撮影頂きました。

ここでクエスチョンです。
私が持っております丸い物体は一体何でしょうか?
答えは一番下に書かせて頂きますね(^^)

終演後の茶話会は
お客様と色々なお話で盛り上がりました。
また「お楽しみ」もございます。

次回はまだ先ですが、
12月16日(金)19時開演です。

師走の寒い時期ではございますが

今年最後の雷門会になります。

大好きな忠臣蔵、赤穂義士伝を力一杯務めます。

是非お誘い合わせの上、お越し頂けます様、宜しくお願い申し上げますm(_ _)m




丸い物体は
大切なお友達から誕生日プレゼントとして頂きました巨大なお煎餅でした/(^o^)\
家に飾っております。
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雲一つ無い青空

今日は雲一つ無い、高い青空。
久しく空を見上げたことが無かったなぁと
勿体無く思いました。

ふと浜田省吾さんの「風を感じて」という歌が思い浮かびました。

…………………………………………………………
It's so easy 走り出せよ
Easy to be happy 風の青さを
抱きしめて荒野へとまっすぐに
It's so easy うつろな夢
Easy to be happy ふり切って
時の流れ飛び越えてゆけ
自由に生きてく方法なんて 100通りだってあるさ
It's so easy,easy to be free
…………………………………………………………

浜田省吾さんの歌は中学生の時から好きでしたが、
二十数年経って、
嗚呼、こういう意味の歌詞だったんだ
と心に刺さり、元気を貰いました。

《It's so easy,easy to be free》
いい言葉です^ ^
今が青春の時
という感じがします。




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11月20日(日)午後、文京区立真砂中央図書館で浪曲会をさせて頂きます。

11月20日(日) 14時から文京区立真砂中央図書館にて

東家一太郎浪曲会をさせて頂きます。

 

 

秋だ!読書だ!図書館フェスタ2016

の色々なイベントの一つです。

 

真砂中央図書館は7月にリニューアルオープンしたそうです。

とても綺麗な図書館です。 

 

本が好きなお客様にも楽しんで頂けます様、

シートン動物記「オオカミ王ロボ」と

赤穂義士伝を務めさせて頂きます。

 

お子様のご来場も大歓迎です。

お気軽に是非お越し下さいませ。

 

入場無料で事前申し込み制となっております。
定員70名様です。
11月15日9時より電話又は直接図書館へ
お申込み・お問合わせ先は 
03-3815-6801(真砂中央図書館)
まで宜しくお願い致します。
文京区の図書館には浪曲のカセットテープやレコードが沢山あります。私は浪曲に興味を持ち始めた頃、図書館に通って音源を借りて、沢山聞いていましたので、大変お世話になりました。
カセットテープやレコードは今は手に入らないものも多いので、図書館の存在は大変有り難いです。
真砂中央図書館で浪曲を口演させて頂けます御縁に感謝しまして、懸命に楽しい浪曲をお届けしたいと思います!!
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日本シリーズ 広島vs日ハムの死闘に

プロ野球日本シリーズが盛り上がっていますね。

広島と日ハム2勝2敗同士の死闘を

スマホの野球速報やラジオでこっそりとチェックしています。

 

私はダイエー時代からのソフトバンクホークスファン。

今年は日ハムの大逆転優勝があり、ホークスファンとしてはとても悔しかったです。

 

日本シリーズは、広島が先に2勝。

引退を表明した黒田が3戦目に投げて、

あっさりカープが優勝するのかなぁと思いきや、

中田や大谷が打って日ハムが1勝、

まさに一点を争う攻防が繰り広げられています。

 

今日の4戦目も広島が一点先制して、このまま試合が決まるかなぁと思いきや、

日ハムが四番中田のホームランで同点。

で、結局レアードのホームランで日ハムの勝ち。

一試合一試合がハイレベルの死闘で、野球は面白いなぁと思うとともに、

今日の中田選手の意地の同点ホームランから

何がどうなるか、どこで勝負がつくか分からない、

あきらめずにやることが大事、

と勇気を貰いました。

 

今まで、応援しているチームの勝ち負けで一喜一憂していたのが、とても小さい事に思えました。

 

自分でも意外でしたが

野球中継から楽しみだけでなく、人生の勉強をさせて頂きました。

中田選手のファンになりました。

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成田山新勝寺大定会 国本晴美師匠、はる乃さんと

本日は国本晴美師匠が三十年の長きに渡って続けていらっしゃる

成田山新勝寺の大定会(ご信徒の皆様の集まり)での

奉納演芸会に出演させて頂きました。

 

晴美師匠、お弟子さんのはる乃さんと、一太郎、スリーショットです。

 

はる乃さんのお父さん、鶯春亭梅八師匠の落語、

はる乃さんの浪曲、一太郎の浪曲、

そして歌謡ショーという番組でした。

 

成田山と江戸町火消は縁が深いと、お寺の会報に書いてありましたので、

町火消の纏持ち野狐三次の少年時代の話、

「木ッ端売り」を務めさせて頂きました。

曲師は東家美です。

 

何十年と、毎年浪曲を聞いていらっしゃるお客様も沢山いらっしゃったと思います。お客様の胸をお借りする気持ちで、有り難い舞台を、とても楽しく口演させて頂きました。

 

プログラムを指さして

「名前なんて読むの?いちたろう、かずたろう?ああやっぱり、いちたろうね」なんて話かけて下さるお客様。

「初代東家浦太郎の浪曲が好きだった。私は謡をやっているから」

などと、お声をかけて下さいます。

そういう交流がまた嬉しい時間です。

 

さて、いよいよ迫って来ました11月12日(土)の
東家一太郎愛の会 第5回目
~浪曲系図を紐解けば、東家の親戚筋!!~
 
国本晴美師匠と国本はる乃さん御師弟ダブルゲストで、
お送り致します。
超大ベテラン国本晴美師匠のこれぞ浪花節という芸。
聞かせて頂く度に上手いなぁ、かっこいいなぁとゾクッとします。
晴美師匠の三味線は東家美が弾かせて頂きます。
また、二十歳のはる乃さんの名披露目直後の勢い溢れる浪曲もお楽しみ下さいませ。
「愛の会」の名の通り、楽しい、愛が溢れる会に致します。
晴美師匠との対談コーナーは
晴美師匠のお若い頃の話、私の師匠東家浦太郎の話、
国本武春師匠の話などを通して、浪曲の真髄に迫った内容にしたいと思います。
お誘い合わせの上、是非ご来場の程、宜しくお願い申し上げます。
13:00開場、13:30開演

 

場所はお江戸両国亭
入場料は 前売り 2,000円 、当日 2,500円 です。
ご予約お問い合わせは
 TEL:090-9298-0391
メール:a1roukyokushi@gmail.com
までお気軽に!お願い致します。
一太郎が丁寧に対応させていただきます。
また終演後に出演者とお客様と一緒に打ち上げを両国の鳥料理屋さんで行います。参加費は別途3,000円です。美味しい鳥料理とお酒フリードリンクは飲み放題です。
こちらも是非ご参加下さいませ。
 
詳細はこちらにもございますのでご覧下さい。
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「東家」 浪曲師の系図について 其の一

11月12日土曜日 13時半開演 お江戸両国亭で行います、

東家一太郎愛の会 第5回目のスペシャルゲストには

国本晴美師匠と国本はる乃さんにご出演頂きます。

 

サブタイトルは

~浪曲系図を紐解けば、東家の親戚筋!!~

です。

浪曲の芸の系図では

私、一太郎からしますと

 

晴美師匠は同じ東家の叔母様に当たります。

 

「国本」と「東家」

亭号が違うのに、なぜ親戚筋なのか?

と聞かれたことがございますので、

何回かに分けてブログで申し上げます。

 

浪曲・浪花節は江戸の終わりから明治初め頃に

祭文や説教節、阿呆陀羅経などの色々な芸能の要素を取り入れて広がって行った芸能です。

今現在まで何千という浪曲師、曲師の先輩方がいらっしゃいました。

 

独学で浪曲師・曲師になったという人も中にはいらっしゃると思いますが、

ほとんどが教えて下さる師匠がいて、その人の弟子になって浪曲を教わり、またその人が弟子を取り、という風に続いて来ました。

 

ですので自然と、各流派、系図という物ができて来ます。

 

浪曲の本やレコードの解説書などに、こういう系図が載っていることがあります。

知らない人が見ても面白くも何とも無い物と思いますが、浪曲ファンはとても楽しく見ることができます。

 

右の系図は東家一太郎の

「東家」の系図です。

師匠浦太郎、そのまた師匠、そのまた師匠、

と見ているだけで遡ることができます。

それはそのまま芸の系譜でもあり、

師匠と弟子の切っても切り離せない関係や人生の歴史も収まっていると思うと、とても感慨深いです。

 

ちょうど時間となりました~

もっとこの先書きたいけれど 

だいぶお長くなりますので

ちょっと一息 また更新

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「東家」 浪曲師の系図について 其の二

 

浪曲・浪花節の「東家(あずまや)」の初めは

初代東家三楽(さんらく)という方だったそうです。

 

その弟子が初代東家楽遊(らくゆう)。後に悟楽斎三(ごらくさい・さんそう)と名を変えます。

立派な髭を蓄えられたこの方が初代楽遊先生です。

SPレコードの音源や口演の速記本なども残っています。

お弟子さんが何人もいて、門下の大吉の弟子の小楽という人の芸に目を付け、二代目楽遊の名を譲ります。

この方が二代目東家楽遊先生です。

「勤王美談小松嵐」という新聞小説を浪曲化しまして、

このレコードが大ヒット。

♪殺さば殺せと 馬子のトキ

という節が大流行したそうです。

明治大正の頃の話です。。。

売れに売れて稼いだお金で、当時東京に30台位しか無かった自動車の内の3台を持ち、「楽遊自動車部」というタクシー会社まで経営されていたそうです。

今でもレコードの音源はいくつも残っていますが、

美声、名調子で、会話も面白く、

小松嵐の二代目楽遊、大名人というのが、よく分かります。

この楽遊先生、一世を風靡した方なので「御大(おんたい)」と呼ばれていたそうですが、お弟子さんが沢山いました。

私の師匠

二代目東家浦太郎の師匠であります

東家楽浦(らくうら)師匠は、楽遊先生の弟子にしてもらいに行った所、当時お弟子さんが沢山いた為、

先生の弟さんの小楽遊師匠の弟子ということになったそうです。

この師匠が東家楽浦師匠です。

寄席読みの名人と言われ、寄席でお客様が感心してしまう程、芸が上手かったそうです。

また、野口甫堂というペンネームで、

「野狐三次」「夕立勘五郎」などの連続物や、沢山の一話完結の浪曲の名作の台本を自ら書き、舞台に掛けて、それを弟子に伝えています。

楽浦師匠は、昭和53年にお亡くなりになっています。

私が生まれた年ですのでもちろんお会いしたことはございませんが、台本を通して、また師匠の話を通して、実際に会ったことがあるような気がしています。

師匠浦太郎は「夢でもいいから、師匠にもう一度会いたい」と仰っていますが、師弟の縁というのは、実に深いものだと思います。

 

ちょっとお長くなりましたで

この続きは また更新~

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「東家」 浪曲師の系図について 其の三

東家楽浦師匠の元に、昭和7年と昭和30年、

ともに「清」という名前の、13歳の少年が弟子入りしました。

 

初代東家浦太郎、本名相馬清

と、後の二代東家浦太郎、本名太田清

のお二人です。

お二人とも天才少年として、美声と名調子で、若い頃から才能が花開いていたそうです。

左が初代浦太郎師匠。呻るような胴声と心地好い浦太郎節。

♪火事と喧嘩は江戸の華

野狐三次の東家浦太郎で一世を風靡しました。

私は残念ながら初代浦太郎師匠には間に合わず、生の舞台を聞くことはできませんでした。

 

右が、私の師匠

二代浦太郎です。

初代浦太郎とは二回りほど年齢が違いますが、

初代と二代、浦太郎は兄弟弟子ということになります。

師匠は、楽浦師匠に入門して、はじめ東家浦清(うらきよ)、

昭和45年に太田英夫(おおた・ひでお)と改名して、

平成7年に二代東家浦太郎を襲名されました。

 

ずっと浪曲界の先陣を切って進んで来られた師匠も、

なんと男性浪曲師の最年長です。まだまだお若いですが…

声よし節よし啖呵よし三拍子揃った師匠の浪曲は、

一番新しい、現代的な浪曲だと思います。

弟子の私、一太郎は、まずその師匠の芸を身に付けて継いで行きたいと思っております。

切り絵師の柳家松太郎師匠に切って頂きました。

右が浦太郎師匠、左が一太郎です。

 

私の上に姉弟子二人、弟弟子が一人います。

長男弟子ということで、一太郎という名前を付けて頂きました。

 

さて、そろそろ国本晴美師匠と師匠浦太郎の関係を書きたいのですが、

 

ちょうど時間となりました

ちょっと一息 願いまして

またのご縁と お預かり~

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はや霜月も肌寒く 浪曲定席木馬亭 11月公演はじまります!!

昨日と過ぎて今日と経ち

はや霜月も肌寒く

 

「野狐三次木ッ端売り」の節の文句にありますが、

本当に早いもので、もう11月ですね。

 

明日からの浪曲定席木馬亭

11月は1日、3日と

2日間出演致します。

 

平成28年11月1日(火)
〔出演者〕
富士実子、東家一太郎、木村勝千代、玉川奈々福
港家小ゆき、神田山吹、三門柳、富士琴美
※一太郎は12:30頃からの出演です
平成28年11月3日(木)
〔出演者〕
富士実子、国本はる乃、木村勝千代、大利根勝子
東家一太郎、神田みのり、天津ひずる、富士路子

※一太郎は14:05頃からの出演です

 

お酉様の月でもありますね。

浅草は年末年始に向けて、すでにいそいそとした雰囲気でしょうか。

木馬亭浪曲定席はのーんびり、ゆったりと、

まるで時が止まったかのような寄席の空間で、

浪曲の世界にどっぷり入り込んで頂けます。

是非、遊びにいらして下さいませ。

 

木馬亭の行き方はこちらをご覧ください。

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