重森貝崙監督追悼映画会

文化記録映画作家の
重森貝崙(ばいろん)監督追悼の映画上映会
お茶の水アートギャラリー884に行って参りました。

重森監督は
写真家関戸勇さんの
岩波映画時代の先輩でいらっしゃいます。
関戸さんのご縁で
アートギャラリー884のオーナー
佐野加代子さんにお世話になり、
開催頂いている浪曲会、6/21火曜日17時から行いますが、
重森監督にも、浪曲会にお仲間といらして頂いて、打ち上げでもご一緒させて頂いたり、
木馬亭でのいちかいにもいらして頂きました。

最新作
「石・砂・苔・水〜重森三玲が描く禅とモダン」を完成されて
4月にお亡くなりになりました。

お父様は庭園造形作家の
重森三玲先生です。

そのお父様の作品の数々を
映画で遺されました。

重森監督の作品の丹波新聞の記事はこちらです。
庭園について無知な私も、
時にドローンを使った美しい映像とナレーションで、
その芸術の深さ、モダンの感覚を学ばせて頂きました。

浪曲の歴史、継承、未来にも通じる所を見つけました。

ラストの
百年後、二百年後の人がどのように評価するか、
その興味は尽きない
という言葉が
胸に熱く刺さりました。
まさに渾身の遺作でした。
重森
貝崙監督の
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


お茶の水アートギャラリー884では
6月18日(土)から26日(日)
関戸勇 スマホ写真展
「花虫果葉」
が開催されます。
11時〜18時
最終日16時まで。月曜休み。
額装 高宮正明

関戸勇さんの作品は、路傍の生き物を愛おしむ感性とメカとの化学反応が不思議な世界を写し出す。今回は日常を非日常に撮ったスマホによる写真展です。
会期中、スマホ撮影の極意をレクチャーしていただきます。

なお、
6月21日(火)17時からは
東家一太郎・美の画廊浪曲会第三回も開催いたします。
会費2,000円
要予約定員25名です。

是非、アートギャラリー884へご来廊をお待ちしております。

アートギャラリー884
東京都本郷3-4-3ヒルズ884お茶の水ビル1F
TEL/FAX 03-5615-8843
Email  gallery884sano@gmail.com

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5/29夕立勘五郎連続読み高窓編第二回御礼

東家一太郎
夕立勘五郎 吉原遊廓高窓編
連続読みの会
5/29(日)
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました‼️
番組は
三門綾 楽屋草履
一太郎 三浦屋騒動
仲入り
一太郎 日光見物
曲師 東家美
でございました。
お客様に盛り上げて頂き、
大師匠東家楽浦の台本
務めさせて頂き嬉しいです‼️

赤坂で浪曲で
いま夕立勘五郎シーズン2
野狐三次、太閤記と
連続読みさせて頂いております。
会を始めさせて頂いた当初は、
正直まだ早いかなと思っておりましたが、
席亭のお力で、
ペース早めて取り組ませて頂き良かったと、
師匠を偲んで、今、思います。
連続読みの会をさせて頂き有難いです。

5月はひと段落
たんまりと美味しいお酒を飲みました( ^ω^ )
小矢部市義仲巴
プロジェクト
ポロシャツをゲット‼️
来月、2022後半に向けて
ダッシュします‼️

次回の

夕立勘五郎連続読み 吉原遊郭高窓編は、

第三回で最終回

令和4年7月31日(日)

第五話 「品川角兵衛遊び」

第六話 「川越捕物」

お江戸日本橋亭で13時開演です。

ご予約お待ち申し上げております。


〔木戸銭〕 予約 2200円 / 当日 2500円
 
〔場所/住所〕
 お江戸日本橋亭 / 中央区日本橋本町3-1-6
 地下鉄銀座線・半蔵門線 「三越前」駅
 JR神田駅・新日本橋駅
 ※銀座線「三越前」駅のA10出口が一番近いです

 バスでお越しのお客様
 都営バス 室町三丁目停留所 徒歩2分
 江戸バス 新日本橋停留所 徒歩2分

〔ご予約・お問合せ〕
 メール→ akskderkk2019@yahoo.co.jp
 電話→090-2402-5242(留守電)
 までお願い致します。
 人数・お名前(参加者全員)・電話番号(できるだけ携帯)をお知らせ下さい


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師匠の言葉

調べ物があって、久々に
昔の月刊浪曲をざっと見していましたら
いつの間にか1時間半くらい過ぎました。

お目当ての記事も何となく見つかりましたが
師匠の記事やインタビューはやはりじっくり読んでしまいます。

芸には人間性が反映するから
やましい、さもしい気持ちを持つな

という言葉が書かれていました。
師匠から直接言われたことはありませんでしたが、
背中で見せて下さいました。
確かに師匠はかっこ良く、
弟子に嫌な部分、汚い部分を見せることはほとんど無かったです。

また、月刊浪曲を読み進めていて
それが大師匠東家楽浦の教えであることも分かりました。

争いごとを好まず
弟子も家族という考えで
あまり怒るということがなかった

芸にはふだんの人間性が出るから。
貧乏してても苦労してても舞台に出たら、みんな忘れてやりなさい

本当に素晴らしい師匠の、一門の弟子になれたことが幸せです。

大いに反省してこれから芸道を進まねばなりません。
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北海道産アスパラガス

北海道産のアスパラガスを頂きました‼️

北の大地の青々とした味、食感が最高です‼️

豚バラ肉とバターたっぷり、黒胡椒多め、
アスパラたっぷり、強火で炒めて
最後に醤油を少しかけて
出来上がり(o^^o)

ビールは勿論、サッポロビール。
ラガーの赤星にしました。

この前、初演しました
薩摩藩英国留学生、サツマ・スチューデントの
村橋直衛という人が日本に帰って来て
五稜郭で薩摩の官軍側で戦って
そのあと北海道開拓使になって
札幌にビールの醸造所を作ろうと働きかけます。
それがサッポロビール。
村橋は創始者です。
赤い星のマークは北海道開拓使のシンボルだそうです。
村橋はその後、明治政府に反感を持って、職を辞して
十数年後に神戸で横死してるのを発見されます。

そんなサッポロビールを飲みながら
北の大地の
アスパラガス
ご馳走様でした‼️
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神楽坂まち舞台 大江戸めぐり2022御礼

神楽坂まち舞台
講釈場、毘沙門亭
5/22(日)
ご来場下さいましたお客様、
誠に有難うございました。
講談協会の先生方と。

左から
田辺銀冶先生
宝井琴鶴先生
一龍斎貞橘先生
東家美
東家一太郎
です。

数年?先輩の
尊敬する同世代の講談の先生方とご一緒できまして本当に楽しかったです‼️
たっぷり講談、先輩方の芸を聴けましてとても勉強になりました(o^^o)

一太郎、美は
トップバッターで
13時30分からの会は
安兵衛道場破り

16時からの会は
野狐三次 大井川の義俠

20分ずつでした。

こういう会で浪曲で出して頂けて
トップバッターは嬉しいです!
とてもいい会でした!

本当に素敵な先輩方で
これからの演芸界
講談浪曲
本当に楽しみです‼️
嬉しかった‼️

神楽坂まち舞台
スタッフの皆様
沢山いらして
大変お世話になりまして誠に有難うございました‼️

主催の皆様、
制作の
有限会社古典空間
の皆様に
厚く御礼申し上げます。

天を楽しみ、命を知る
でしょうか?
額の言葉も心に沁みました

今後の為の演目、備忘録です。

2022年5月22日日曜日
神楽坂まち舞台 講釈場・毘沙門亭
毘沙門天善國寺書院

13:30開演
東家一太郎 曲師 東家美 「安兵衛道場破り」
宝井琴鶴  「村越茂助 左七文字」
田辺銀冶  「爆裂お玉」
一龍斎貞橘  「芝居の喧嘩」

16:00開演
東家一太郎 曲師 東家美「野狐三次 大井川」
宝井琴鶴「夫婦餅」
田辺銀冶「英国密航」
一龍斎貞橘「勧進帳」
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稽古 夕立勘五郎 日光見物

来週日曜日
夕立勘五郎高窓編連続読みの
4席目 日光見物の台本
昨夜は久々に徹夜して完成しました。
この台本の要で入れたいところを入れて
長尺になるので惜しくもカットした面白いシーンもあるのですが
何とか形になりました。

昼からお稽古でした。

日光見物。
面白くて、深い演目になりそうです。
大師匠 東家楽浦の台本を元に
節は工夫しました。

五稜郭始末記〜土方討死
の稽古もしました。

明日は
神楽坂まち舞台に出演させて頂きます。

毘沙門天善國寺書院が会場です。

申し込みは終了しているそうです。

ご予約いただきましたお客様、
お会い出来ますのを楽しみにしております。
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薩摩藩英国留学生

お借りしていました、
KTS鹿児島テレビ
薩摩藩英国留学生ドキュメント
黎明の群像
のビデオを
カラオケBOXで
DVD上映で一人で全部観ました。

ものすごい大作の番組でした。

サツマ・スチューデントは
小中学生に聞いて貰いたい浪曲だなと思いました。
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映画カモン カモン

久々に映画が観たい気分だったので
映画 カモンカモン
を観てきました。

ホアキン・フェニックスと
ウディ・ノーマンという子役の男の子
伯父さんと甥っ子の物語で
二人の画をずっと飽きずに観ていられました。

大人と子供
人生
人間
について考える種になるような映画でした。

自分が子供の頃の
父親や母親、親類のことを
思い出しました。

come on、come on

次々と人生やって来い!
という
とても前向きになるいい映画です。
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木馬亭定席5/7御礼

木馬亭浪曲定席
5/7
今日は一日  伊丹秀敏三昧
恩師 伊丹秀子先生を偲んで

トリは浜乃一舟師匠
「五郎とその母」
曲師 東家美

伊丹先生とお兄様秀夫師匠が見守っていらっしゃいました。確実に(^ω^)

THE浪曲

秀敏師匠の浪曲を聴いていると幸せ(^∇^)

一太郎は
東家美の三味線で
「五稜郭始末記 義俠熊吉」
を務めました。

人の想い、義理人情を節でストレートに貫く‼️
これが浪曲だと
秀敏師匠の浪曲を聴いていて分かりました❗️
時代が変わっても、
台本は現代に合わせて新しくなっても
どの演目でも一番大事なことを守って行きたいです。
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5/8(日)15時開演 東家一太郎努力会40回記念です!

5/8(日)15時開演
東武練馬三凱亭
東家一太郎努力会は
ワッショイ!!第40回記念 GW みよしてい祭り
特別ゲスト
浜乃一舟師匠と荒井勝衛さん
一舟師匠には曲師伊丹秀敏として三味線でも名人芸をご披露頂きます。 
一太郎は秀敏師匠と東家美の二挺三味線で務めます!

ゴールデンウィーク最終日
とにかくお祭り気分で
お客様と
幸せな浪曲タイムを過ごしたいです!

ご来場お待ち申し上げております!

◆ 東家一太郎 努力会
 ワッショイ!!第40回記念 GW みよしてい祭り ◆

〔日程〕令和4年5月8日(日) 母の日

〔開場/開演〕14:30/15:00 (終演予定16:30)

〔番組〕
 ゲスト 浜乃一舟(伊丹秀敏)
                荒井勝衛

 曲師 伊丹秀敏、東家美

    東武練馬お近くの皆様、浪曲好きの皆様、お気軽に遊びにいらして下さいね。
 ふらっと入って楽しんで頂ける温かい会を目指しています。 
 お席は40席ほどです。
 ご予約頂けましたら幸いでございます。

〔入場料〕 1500円
 終演後会場にて、懇親会も予定しております。
 三凱亭女将さん特製の美味しい料理と、お酒かドリンクでご一緒に楽しい時間を過ごしませんか。
 料金は別途2000円です。
 おあとのご都合がよろしければ是非是非ご参加下さいませ。
 
〔場所/住所〕徳丸 三凱亭(みよしてい)
    /板橋区徳丸3-3-11 三凱ビル地階
 ホームページ http://www.miyoshitei.net/
 東武東上線 東武練馬駅より徒歩5分
 (東武練馬駅までは池袋駅より「各駅停車 成増 志木行」で15分で着きます) 

〔ご予約・お問合せ〕 
 TEL  090-9298-0391 
 メール a1roukyokushi@gmail.com
        (👆 a1の1は数字の1です) 
 までお気軽にどうぞ!! 一太郎が丁寧に対応させていただきます。

三凱亭は
マイクも要らず、
舞台の上から高座ながらも
お客様お一人お一人のお顔を拝することができる
かけがえのない会場です。

ハコ(会場)に付いている
と仰っていたお客様もいらっしゃいました。
三凱亭の会場とお客様の雰囲気、席亭のお人柄、終演後の懇親会など
三凱亭の魅力に惹かれていらして下さっているお客様も沢山いらっしゃいます。

この会を出来る限りずっと続けて行けるように、
浪曲に打ち込んで参ります。

終演後にあります懇親会では
席亭関村さんの相撲甚句もたっぷりと聴けますよ!
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5/5NHKFM浪曲十八番オンエアです

明日5/5
11:20〜11:50
ラジオNHKFM浪曲十八番にて
東家一太郎 曲師 東家美
 「夕立勘五郎~さんばら辰の駆け付け」(野口甫堂・脚色)
オンエアです
人の3倍腹を立てる、さんばら辰が、船橋か江戸の湯島まで駆け付ける、それでけで一席の浪曲です(^^)
是非お聴き下さいませ

大師匠東家楽浦の十八番演目を
赤坂で浪曲の夕立勘五郎連続読みの会でネタ下ろし、
師匠浦太郎のカッコいい節を取り入れて、楽浦師匠の浪花節らしい良い所をミックスし、
東家一太郎 曲師 東家美 二人で作りました。
今回はラジオ用に少し縮めましたので、スッキリ聴けると思います)^o^(

詳しくはこちらをご覧下さいませ
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鈴々舎馬桜師匠の落語会

お江戸日本橋亭に
鈴々舎馬桜師匠の独演会を勉強に伺って来ました。

大師匠東家楽浦の音源を
お客様を通して頂戴致しまして
その御礼のご挨拶もさせて頂きました。

談志師匠ご門下でいらした前座時代に
楽浦師匠に直接稽古をつけて頂いたことがおありだそうです。

「たらちね」
「一文笛」
「居残り佐平次」

馬桜師匠の落語の深さに感動しました。

「たらちね」は千代女の秘密を知れました。
「一文笛」はスリの後の場面転換がかっこよかったです。
「居残り佐平次」久々に聴きましたが、光景が目に浮かぶようでした。
芸の奥深さと楽しみを学ばせて頂きました!
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空也上人像

上野東京国立博物館に
空也上人像お目当てで見て来ました。
実物凄かった。一番前で下手なデッサンを描きながら二周くらいしてじっくりと見ました。空也上人の声を出す姿勢に浪曲浪花節の源流を見ました。色々と浪曲に生かす学びがあり。
パンデミック後の平安時代京の都、市中を行脚されたそうです。

空也上人像は
鎌倉時代の仏師 運慶の四男 康勝という人が彫ったそうです。

左手に鹿の角でできた杖を持ち、胸からぶら下げた鐘を右手に持った棒で叩いて、
声に出す念仏が
南無阿弥陀仏の六体の仏になって出て来ています。
左足を前に出し、少し前屈みになって
後ろ足のアキレス腱が踏ん張って、筋が見えていて、
ふくらはぎにも力が入っています。
杖を持つ手には血管が浮き出て、
目は観衆を見ている。
喉仏や喉のあたりも印象深く、
声は口と鼻の辺りにまっすぐに出ています。
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