9/27三凱亭努力会御礼

9月27日日曜日
東武三凱亭にて
東家一太郎努力会第30回目を務めさせて頂きました。
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
色々なご予定をお持ちの中で、会に足を運んで下さる皆様の御心に深く感謝しております。

東家美の三味線で

「神田松」
「五稜郭始末記」

の二席を務めました。

一つ一つの演目は一朝一夕にはいかないものと強く思い知りました。
反省、稽古を真剣に、登場人物が自分の中に染み込むように努めます。

三凱亭は
マイクも要らず、
舞台の上から高座ながらも
お客様お一人お一人のお顔を拝することができる
かけがえのない会場です。

ハコ(会場)に付いている
と仰っていたお客様もいらっしゃいました。
三凱亭の会場とお客様の雰囲気、席亭のお人柄、終演後の懇親会など
三凱亭の魅力に惹かれていらして下さっているお客様も沢山いらっしゃいます。

努力会、区切りの30回目を迎えられて本当に有難いです。

この会を出来る限りずっと続けて行けるように、
浪曲に打ち込んで参ります。

懇親会では
相撲甚句もたっぷりと聴かせて頂きました。

お客様をお見送りして
荷物を片付けた後、
席亭の関村ご夫妻と
サイフォン式で入れた
ホッと美味しいコーヒー☕️
を戴きました。

会が終わった後、
席亭が芸の貴重なアドバイスと人生の励まし・応援のお言葉を下さいます。
ジーンと胸が熱くなりながら
一言一言を噛み締め伺っております。

次回は
11月29日日曜日
15時開演です。

またのご来場お待ち申し上げております。

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明日9/29(日)15時〜東武練馬三凱亭努力会です

明日9月27日 日曜日

15時開演

東武練馬 三凱亭にて

東家一太郎努力会 第30回目がございます。


三凱亭は私と美にとってかけがえのない会場です‼️


関村席亭も

いらして下さるお客様も

素晴らしい皆様ばかり( ^ω^ )


皆様のお力で毎回

温かい雰囲気の会にして頂いております。


美の三味線に身を任せて

阿吽の呼吸が出せるように

懸命に二席つとめます。


今日、猪馬ぽん太さんと電話で楽しくお話ししていて

阿吽の呼吸の

阿吽の意味について教えて頂きました。


口を開いた阿形 (あぎょう) 

口を閉じた吽形 (うんぎょう) 


ということで

神社の狛犬も

片方が吠えていて

片方は黙っている

そうです。


漫才やコントのコンビでも阿吽が大事だそうですが、

浪曲師と曲師もお互いに

阿吽を行ったり来たりするものかな

と思いました。


マイクを使わないライブ感も

三凱亭努力会の魅力です。


お時間宜しければ

是非、

東武練馬までお越しをお待ち申し上げております。



◆東家一太郎 努力会  第30回 ◆


〔日程〕令和2年9月27日(日) 


〔開場/開演〕14:30/15:00 (終演予定16:30)


〔番組〕

 浪曲2席 浪曲 東家一太郎 曲師 東家美


   東武練馬お近くの皆様、浪曲好きの皆様、お気軽に遊びにいらして下さいね。

 ふらっと入って楽しんで頂ける温かい会を目指しています。 


〔入場料〕 1500円

 終演後会場にて、懇親会もございます。

 三凱亭女将さん特製の美味しい料理と、お酒かドリンクでご一緒に楽しい時間を過ごしませんか。

 料金は別途2000円です。

 おあとのご都合がよろしければ是非是非ご参加下さいませ。

 

〔場所/住所〕徳丸 三凱亭(みよしてい)

    /板橋区徳丸3-3-11 三凱ビル地階

 ホームページ http://www.miyoshitei.net/

 東武東上線 東武練馬駅より徒歩5分

 (東武練馬駅までは池袋駅より「各駅停車 成増 志木行」で15分で着きます) 


〔ご予約・お問合せ〕 

 TEL  090-9298-0391 

 FAX  047-494-4891 

 メール a1roukyokushi@gmail.com

       (👆 a1の1は数字の1です) 

 までお気軽にどうぞ!! 一太郎が丁寧に対応させていただきます。


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節劇瞼の母 打ち合わせ

10月31日土曜日13時開演の
東家一太郎いち・かい第9弾
「師匠から弟子へ〜浪曲芸の継承」
の目玉番組‼️
「節劇 瞼の母」の台本打ち合わせを
猪馬ぽん太さんと関遊六さん
一太郎と美でたっぷりしてきました。

信頼できる仲間とひとつの作品について
真剣に楽しく
どうしたらお客様に喜んで頂けるかを
話し合える時間は本当にかけがえのないものです。

写真は打ち合わせの後の
決起会です❗️

ぽん太さんとはいつも呑んでいますが( ^ω^ )
遊六さんとゆっくり呑みながらお話できたのは初めてかも知れません。
お酒を通してさらに深い関係になり、
これから何回かある稽古、
本番に向けて楽しみになってきました。

是非木馬亭のいち・かいで
チームワークの良い節劇をご覧になって下さいませ。

チケットご予約承っております。
一太郎がいつもチケット持ち歩いております。


 ◆令和2年度(第75回)文化庁芸術祭参加公演

 東家一太郎 いち・かい 第9弾 「師から弟子へ~浪曲芸の継承」◆

 

〔日程〕令和2年10月31日(土) 

 

〔開場/開演〕12:00/13:00 (終演予定15:30)

 

〔番組〕

 

 「山の名刀」

 

   節劇「瞼の母」

 

 「義士外伝 腹切魚の別れ」

 

 浪曲      東家一太郎 

 曲師      東家美、伊丹秀敏

 

 司会・節劇出演 猪馬ぽん太

 節劇出演    関遊六

 

 

〔入場料〕 3000円

 ※限定60席

 

〔場所/住所〕

 浅草木馬亭/台東区浅草2-7-5

 つくばエクスプレス「浅草駅」下車徒歩3分

 銀座線・都営浅草線・東武線「浅草駅」下車徒歩8分

 

[チケットのご購入・ご予約・お問い合わせ]
  TEL  090-9298-0391
  FAX  047-494-4891
  メール a1roukyokushi@gmail.com
             (👆 a1の1は数字の1です)
  東家一太郎までお気軽にご連絡下さいませ。

 

  丁寧に対応させて頂きます。
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歌舞伎座 引窓 観てきました

久しぶりに歌舞伎座に行って来ました。
行きたい行きたいと思いながらもなかなか行けないもので、一年ぶりくらいです。

中村吉右衛門さんお目当てに
第三部の
双蝶々曲輪日記 引窓
を観てきました。

初めて観るお話で
ネットで分かりやすいあらすじを読んでから臨みました。
母と子の情愛を描いたジーンとする深いお芝居でした。

大坂の相撲取り 濡髪長五郎は殺人を犯し、母お幸の元に別れをしにやって来る。
母は再婚相手の義理の息子与兵衛とその妻お早と暮している。
与兵衛は代官から濡髪を捕らえる任務を与えられていた。
実の息子を助けたい母の想いとその心にほだされて義理の兄を助ける与兵衛。

淡々と話を進めていく尾上菊之助さん演じる与兵衛を挟んで
母お幸の中村東蔵さん、妻お早の中村雀右衛門さんの演技がとても光っていました。
義太夫の太夫の語りと三味線に合わせての役者の台詞のバランスやタイミングが絶妙!という感じがしました。
締めるところをきちっと締めて、気持ち良い気分にさせて下さる吉右衛門さんの芸はやはり凄い‼︎
感動しました。

派手さはない会話中心の劇ですが、
引窓という小道具を使い、人情を写し出すところなど演出が奥深いです。
また母が濡髪長五郎の月代を剃るシーン。
罪を犯した息子の月代を剃刀で剃る母の気持ち、また剃られる息子の情けない申し訳ない気持ち。長五郎の頬骨にある大きなほくろを、元の亭主の形見と、剃り落とせないお幸の気持ち。思わずグッと来ました。

10月31日のいちかいで務める
節劇「瞼の母」とは母子の情愛という共通点があり、芝居も含め、とても勉強になりました。
浪曲の芸に生かして参ります。
大好きな吉右衛門さんと大好きな世話物狂言で
贅沢な時間を過ごすことが出来ました。



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にぎわい座写真

横浜にぎわい座前で
写真を撮って頂きました‼️

久々にお会いできるお客様も沢山いらして頂いて、本当に幸せで有り難い会となりました。

芸の上での収穫も大きかったです。
お客様からアドバイスを頂き、自分でも反省して
次回12月26日土の
第6回公演に向けて力強く臨めます‼️

横浜、桜木町はとても素敵な所です。
みなとみらいと野毛、伊勢崎町方面
全然雰囲気が違いますが
独特の土地の匂い、空気感が魅惑的です(^^)
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9/22 横浜にぎわい座うたって語って桜木町第5回御礼

9月22日火祝 秋分の日
横浜にぎわい座 芸能ホールにて
「東家一太郎 うたって語って桜木町」第5回
を開催頂きました。

ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
今回の会は3月29日の延期公演でした。
半年指折り数えて、
お客様と元気にお会いできましたこと、何より嬉しいです!

番組は

一、「横浜案内2020秋」
一、「ベートーヴェン旅日記」
一、トーク にぎわい座 布目英一館長と
〜仲入り〜
一、野狐三次連続読み 第一話
「観音堂の捨て子」
浪曲 東家一太郎
曲師 東家美

でございました。

「ベートーヴェン旅日記」は
布目英一先生がお書き下さいました左甚五郎伝パロディの作品です。
今年生誕250周年、楽聖・ベートーヴェンの
交響曲第六番「田園」作曲の様子を描いています。
形は浪曲のパロディ作品なのですが、
ベートーヴェンの細やかなエピソードや事実が台本に織り込まれています。
たとえば、
温泉好きなベートーヴェン
散歩で楽想するベートーヴェン
楽曲、楽譜を自ら売るベートーヴェン
ベートーヴェンの仕事っぷり
ベートーヴェンとパトロンの関係
などです。

今回ネタ下ろしでさせて頂きました。
ベートーヴェンと浪曲との意外な関連性も学ばせて頂きました。
ベートーヴェンの事をよく知って、掘り下げれば掘り下げるほど、面白いネタになるように感じました。繰り返し演じて参ります。

布目英一にぎわい座館長に舞台にご出演頂きまして、作品についてご解説頂きました。
布目先生と舞台上でご一緒させて頂けますのもとても光栄で嬉しい時間でした。

仲入り後は
野狐三次連続読みの第一回目
「観音堂の捨て子」
私にとって馴染みの深い浅草、観音様本堂から場面が始まる大好きな作品です。
お客様の温かい拍手と美の三味線に助けて貰いながら務めさせて頂きました。

お客様から素敵なお花も頂戴致しました!

横浜お近くからもご遠方からも沢山のお客様にいらして頂けましたこと、深く感謝申し上げております。

横浜桜木町の地にも段々と親しみが深くなってきまして、土地勘も付いて来ました。
次回は
12月26日土曜日14時開演で
第6回目の公演の機会を頂きました。

野狐三次連続読み 第二話 木ッ端売りと
12月ですので赤穂義士伝の新しい演目
ほか、たっぷりと浪曲を務めます。

チケット発売は11月1日の予定です。
ご予約すでに承っております。
TEL  090-9298-0391
 FAX  047-494-4891
 メール a1roukyokushi@gmail.com
            (👆 a1の1は数字の1です)
 東家一太郎までお気軽にご連絡下さいませ。
 
チラシも出来次第アップいたします。

毎回、応援して下さるお客様と
にぎわい座スタッフの皆様のお力で
成長させて頂いております。

ベートーヴェンは交響曲第1番の発表を前売りチケット制の自主演奏会という形で行いました。
音楽界に革命を起こしたベートーヴェンの話を知り合いの方から教えて頂いたり、本で読んだりしてとても感銘を受けました。

一つの会を行い、お客様に聴いて頂くということは大変な事という責任感も強く感じております。

至らぬ所ばかりですが、ひとつひとつ真面目に取り組んで参ります。

次回12月26日土曜日
東家一太郎 うたって語って桜木町第6回も
何卒宜しくお願い申し上げます。




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水道橋 お茶の水 市ヶ谷 飯田橋 小旅行

いつも大変お世話になっております北鎌倉にお住まいの写真家
関戸勇さんにナビゲートして頂いて、
水道橋→お茶の水、電車移動して
市ヶ谷→飯田橋
小旅行気分で時間を超えた幸せな散歩をさせて頂きました。

水道橋駅すぐ
関戸さんがいらした岩波映画製作所跡地からスタートし、
すぐ裏のレストラン IKOBUでランチをご馳走になりました。

お店の名物のスタミナは
一見サラダのようですが豚肉と玉ねぎ炒めがたっぷりと入っていて中にはキャベツの千切りも入っています。混ぜて食べます。キャベツとの組み合わせはしょうが焼きのようでもあり、とにかく初めて食べる食感でした。私的には特にキュウリが冷やし中華のように清涼感があり、温かい豚肉炒めとの相性抜群でした。ライスの上に昆布の佃煮をのせて、スタミナと一緒に食べると特に最高の味でした。
日替わりでランチメニューも変わるようです。また行ってみます。
お店は2階が客席で自分が子供の頃の30数年前のような懐かしい雰囲気でとても居心地が良かったです。

その後、
お茶の水、サッカー通りの辺りにあります
アートギャラリー884
関戸さんのご友人のギャラリーを訪れました。
温かくお迎え頂きまして、お茶とお菓子もご馳走になり、色々とお話を伺って、絵画や彫刻の作品を拝見しました。
アートを見て、普段とは違う感性を吸収しリフレッシュ出来ました。
心落ち着き安らぐ素敵なギャラリーです❗️

電車で市ヶ谷まで移動して
関戸さんの事務所があったというマンションの一階のカレー屋さん ノールドクダンで
ビールを酢キャベツ、ラッキョをおつまみに飲んで、
最後にビーフカレーを戴きました。
マスターが素敵な楽しい方で、お店の雰囲気も昔のテレビドラマに出てきそうで、初めて行った気がしない、とても懐かしいお店です。
私の実家が以前喫茶店をしていたのですが、その店にいるような不思議な感覚でした。
カレーはとてもとても濃厚でビーフの旨味が詰まっているソースのようで、これまた初めての味であり、また食べたくなる味です。
メニューに野菜カレーやヒレカツカレーもありましたので違うカレーも食べてみたいです。
外堀端にあり、お花見の時期は特に毎年お忙しいようですが、今年はコロナの影響でお店も大変というお話を伺いました。
付近に法政大学があり、学生さんも先生方も常連さんだそうですが、大学もコロナの影響で通常の授業がないですから、お店はたまったものじゃないですね。
こう書いている内にもまたノールドクダンのカレーが食べたくなってきました(o^^o)

沢山歩いて
関戸さんと沢山お話しができて
新しい出会いをさせて頂きました。
東京の町をじっくり歩くのも楽しいです。
江戸時代からの歴史を感じることもでき、
浪曲の勉強にもなりました。


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夕立勘五郎 飯田町 中坂下

夕立勘五郎の元締稼業、伊賀屋があったという飯田町中坂下(なかざかした)
中坂周辺を散策しました。
九段北一丁目交差点あたりです。
今はもちろん、江戸時代も盛り場だったのだろうなという雰囲気がします。
中坂は結構な傾斜の坂でした。
少し登ると築土神社という神社がビルとビルの間にありました。
絵馬に繋ぎ馬が描かれていて
夕立という暴れ馬をやっつけたことから夕立と仇名のついた勘五郎と
勝手に関連付けてニヤリと嬉しい気持ちになりました。
狛犬もマスクをしていましたよ。
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9/13赤坂で浪曲夕立勘五郎第1回御礼

9月13日日曜日
赤坂で浪曲
東家一太郎 夕立勘五郎連続読み第一回
浪曲務めさせて頂きました。

今回の全四回の会は
赤坂で浪曲主催の西岡さんが
コロナ対策バッチリに
25名様限定ということで
早々にお申し込み完売頂きました。

お申し込み、ご来場下さいましたお客様
誠に有難うございました。

「夕立勘五郎」は大師匠東家楽浦の十八番の演目で正直私にはまだまだ演るのは早いと思っておりましたが、
主催の西岡さんのお言葉で
赤坂で浪曲でさせて頂ける運びになりました。

西岡さんと
お客様に大感謝しております。

私一人で二席浪曲覚えて稽古して、美の三味線と合わせて稽古しただけでは、浪曲になりません。
席亭が会場と会をご用意下さって
お客様の前で、聞いて見て頂いて
お客様と一体になってはじめて作品を作り上げることができるということを
今回学ばせて頂きました。

三味線と声と呼吸で一緒に浪曲を作ってくれる美と
前読みの浪曲プラス楽屋でもいい雰囲気を作って下さった三可子さんに感謝しております。

二席目終わった後に
楽浦師匠への感謝の念が込み上げて来ました。
そして浪曲との縁の源、師匠浦太郎へのご恩、お稽古して下さった伊丹秀敏師匠への感謝の念が湧いて吹き出しております。

演じてみてさらに
この夕立勘五郎という演目は素晴らしい演目ということに気付きました。
笑いと涙と感動と浪曲の全てが詰まっています。
野狐三次とはまた違った作風で
新しい形を学ばせて頂いております。

あと3回、6席のネタ下ろし、
皆様のご期待を力にして
しっかりと分かりやすく物語と登場人物、義理人情の心と心理を描いて参ります。

また今回ネタ下ろしした二席は
他の舞台でも掛けて
練り上げて参りますので
いらっしゃれなかったお客様にもお聴き頂けますよう努めます。

第一回目誠に有難うございました。

番組

東家三可子 円蔵恋慕唄 美

主催西岡さんと一太郎トークタイム

一太郎 夕立勘五郎解説①

東家一太郎 世直し初暦 美

仲入り

一太郎 夕立勘五郎解説②

東家一太郎 花屋金兵衛の衷心〜勘五郎眉間割り 美

記念撮影タイム

曲師 東家美

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消防殉職者表彰碑と野狐三次

浅草寺観音堂裏の広場を散歩中に、
消防殉職者表彰碑という石碑を見つけました。
明治44年に建てられたそうです。

享保4年 江戸町火消し いろは四十八組が創設以来、猛火の中に身を挺して職に殉じた方々の功績が年々忘れ去られ消滅していくことを憂慮し、これを後世に伝えて永久に弔慰すべきであるとの趣旨

と石碑に書いてありました。

浪曲 野狐三次の主人公三次は江戸町火消し。
浅草観音堂の賽銭箱の片隅にみかん箱に入れられて捨てられていた捨て子でした。
観音堂の裏にこのような石碑があるのには、今まで気付きませんでした。
浪曲の物語が自分の中で膨らんでいきます。

9月22日火祝
横浜にぎわい座芸能ホールでの
東家一太郎うたって語って桜木町第5回で
野狐三次連続読みを始めます。
第一話は観音堂の捨て子
三次の少年時代を描きます。
是非横浜にお越し頂けましたら幸いでございます。
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夕立連続読みまで迫って来ました

9月13日の赤坂で浪曲 東家一太郎 夕立勘五郎連続読み 第一回まで日が迫って来ました。

今回は
飯田町の世直しと云われた勘五郎と旗本大庭佐四郎が出会う場面と
花屋金兵衛が心を傷めながらも勘五郎の面体に傷を付ける松金屋大寄合の場面です。

といっても話を聴かないと何の事だかわからないと思いますが、
夕立勘五郎という浪曲演目はとても浪曲らしい素晴らしい作品です。
現代人の心に訴えるものがあると思います。

この作品を脚色して十八番とされていた大師匠 東家楽浦師匠に恥ずかしくないように懸命に務めます。

勘五郎の子分になる旗本大庭佐四郎の節の文句が殊に心に滲みました。

〽︎
上にへつらい真実が
薄くうわべはキラキラと
メッキ光りの武士道に
何の未練があるものか
地位も身分も角張った
裃(かみしも)を脱ぎ 素裸で
新規に出直し 人として
正しい道を歩きたい
どうだ勘五郎 佐四郎と
兄弟分に なってくれ

この大庭佐四郎という人物が大変魅力的な人物です。
ネタ下ろしですが人物を描けるように最後まで努めます。

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9/9浪曲日本橋亭御礼

9月9日水曜日
三越前、日本橋本町にあります
お江戸日本橋亭での
浪曲日本橋亭に出演致しました。
残暑厳しい中をご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。

一太郎は美の三味線で
「雷電小田原情け相撲」を務めました。
演じ慣れているネタですが、久々に舞台にかけました。
登場人物を丁寧に描くことに注意しました。
特に、夫の敵討ちをお願いしにやって来る
おさわさんがこの話のキーパーソンです。

あとは美の三味線の流れに任せて、楽しく浪曲を務めさせて頂きました。

足を運んでいらして下さるお客様の有難さを強く感じました。
お客様に生の舞台を観て、聞いて頂いてこそ
芸の成長があります。
何が何でもお楽しみ頂けるように根気強く一席務め上げます‼️

お江戸日本橋亭では
10月14日(水)13時から
第1回「けんさん会」
~旗揚げ記念興行~
がございます。
「けんさん会」とは浪曲の東家一太郎・講談の宝井梅湯・落語の柳家小はぜの若手三人による勉強会です。
来年以降は年に3~4回づつ継続して行う予定です。

令和2年10月14日(水)
開演:13時 (開場:12時30分)
当日:2500円 ご予約:2000円
会場:お江戸日本橋亭 (定員50名)
ご予約: ken3kai5489@gmail.com 
浪曲: 東家一太郎
曲師: 東家美
講談: 宝井梅湯
落語: 柳家小はぜ
開口一番: 東家三可子

ご予約・お問合せは
TEL  090-9298-0391 
FAX  047-494-4891 
メール a1roukyokushi@gmail.com
       (👆 a1の1は数字の1です) 
で一太郎も承っております。

けんさん会も宜しくお願い申し上げます‼️

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浅草観音堂裏を散歩

明日9月9日水曜日は
浪曲日本橋亭に久しぶりに出演致します。
相撲特集ということで
一太郎は美の三味線で
「雷電小田原情け相撲」を務めます。
また美は、玉川こう福師匠の三味線も弾きます。

浅草寺の境内、観音堂の裏の広場を散歩しました。
歌舞伎の市川団十郎の銅像や
石碑や仏像や観音像など興味深いものが並んでいます。
ゆっくり見てみるのも面白いです😃

パノラマ撮影で左からスカイツリー、観音堂、五重塔
うまく撮れました。
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9/7木馬亭定席御礼

9月7日月曜日
浪曲定席木馬亭に出演しました。
台風一過で不安定な天候にもかかわらず、
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
木馬亭で初めて
「日蓮記〜龍ノ口」を務めさせて頂きました。
今年9月12日は日蓮宗の開祖日蓮聖人が斬首の危機を逃れた龍ノ口法難から750年です。
片瀬江ノ島の龍口寺に行くと歴史や当時の雰囲気が伝わって来ます。

美はトップの東家三可子さんの「馬子唄しぐれ」も弾かせて頂きました。

講談は私は入門間もない頃からお世話になっている
宝井琴鶴先生でした。
昨年10月に真打に昇進され、琴柑改め五代目宝井琴鶴となられました。
新しいお名前のめくりと看板で木馬亭にご出演頂き、本当に有難いです。
6日は神田すず改め神田菫花(すみか)先生がご出演下さいました。
女流講談の新真打お二人、
私と美とも同世代で、お人柄も本当に素敵なお二人です。

終演後は木馬亭に立ち寄って下さった
田辺鶴遊先生と楽しく美味しいお酒をご一緒させて頂きました。
10月4日日曜日の木馬亭定席は
鶴遊先生と出番が一緒です。
これまた楽しみです❗️

今日は浪曲途中で
もうひと踏ん張りという時に
頑張れば美味しいお酒が呑めるぞ
との想いで気張りました。

馬の目先🐴にニンジン🥕効果で
楽しく浪曲を務めることが出来ました(o^^o)

何より美の三味線の力に助けられています。


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9/6 木馬亭 一舟師匠と美

9月6日日曜日
美が木馬亭の出番
浜乃一舟師匠の曲師を務めました。

私は蔵前の大師匠東家楽浦と初代浦太郎師匠のお墓参りに行った後、用を済ませて木馬亭に戻りました。

一舟師匠は「記念の煙草」
明治大正の匂いの残る浪曲らしい演目です。
一舟師匠の素晴らしいお声と節を聴いていると、浪曲の楽しさと昂揚感を満喫できます。
一舟師匠と美の息がバッチリで師弟の絆を感じました。
節が三味線を作り、三味線が節を作る
と感じ入りました。
曲師の大事さを分かった一日でした。

楽屋で一舟師匠(秀敏師匠)と馬越ノリ子さんと美のスリーショットです。

明日7日は木馬亭定席出演。
中入り後が美の三味線で一太郎の出番です。
美はトップの東家三可子さんも弾きます。

終わった後、美味しいお酒をご褒美に飲むことができるようにモチベーション高く、舞台ギリギリまで頑張ります❗️

浅草寺の観音堂は立派ですね。
空も雲も映えます。

九州の方では台風10号、
今夜から明日にかけて本当に大変なことです。
被害の少ないことを心より願っております。
台風の多い時期になってきましたが、
皆様お気をつけて下さいませ。
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北鎌倉で人生の贅沢 夏休み

9月5日土曜日
北鎌倉に行って来ました‼️
緑の洞門の見守りに参加させて頂きました。
お世話になっている皆様と久しぶりにお会いできまして、
心も身体も満タンになりました‼️
皆様、9月22日の横浜にぎわい座の会も温かく応援して下さいました。

大切な人とのご縁は自分が持っている力の何百倍もの力を与えて下さいます。
何が何でもいい舞台にしなければと思います。
そして今後もっとご縁を大切に
緑の洞門のほっとする景観そのままの姿で、安全な開通を見守って参ります。
私たちの浪曲で何らかの形で表現します。

洞門見守りの後は
「ひ路花」というお店でランチ
鎌倉野菜とソーセージのポトフ、鎌倉ハム
健康にも👍、味も最高❗️
日本産のワイン🍷のお供にまた最高❗️
食後はかき氷ハーフ宇治抹茶ミルクを頂きました。

かき氷で冷えた身体が
日差しで気持ちよい
夏の終わりを
北鎌倉で過ごし
人生の贅沢な一日でした。

浪曲へのモチベーションも大上がりです‼️
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赤坂で浪曲 夕立勘五郎までもうすぐ1週間

今日は車で移動中に夕立勘五郎の稽古をたっぷりしました。
いよいよ9月13日(日)から始まる
赤坂で浪曲
東家一太郎『夕立勘五郎』連続読みが
近づいて来ました!

本当に有難いことに全4回完売頂いております。
男の中の男伊達といわれた
伊賀屋勘五郎伝記を二席ずつ。
物語を深くお伝えできるように
これから集中の1週間が始まります‼️

赤坂で浪曲
のブログに演目などの情報追記して頂いております。

近所の農家で
りんごを買いました。
小さめでかわいい紅玉です。
酸っぱさもあり、大好きな品種です。

赤と緑のグラデーションがとても魅惑的で思わず写真に撮ってしまいました。

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ふげん社浪曲レッスン 私の浪曲健康法

9月18日金曜日19時から
目黒ふげん社にて
「楽しく唸ろう!東家一太郎の浪曲レッスン」第2回がございます。
前回いらして頂いたお客様も
少し興味があるという方も是非お気軽にいらして下さいませ。

電話とメールでご予約を承っております。
「代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。
TEL:03-6264-3665 Mail:event@fugensha.jp

浪曲健康法‼️
節をうなることは、とても身体に良いです。
お腹の底から、全身を使って声を出します。
私は毎朝近くの森を散歩して、
蝶々と戯れたり、緑の細かい所をたまに観察しつつ
イヤホンで浪曲を聴きながら
それに合わせてうなっています。
時間も浪曲一席30分ほどなので
散歩にちょうど良いですね。

気分はハイリゲンシュタット村を散歩しながら
「田園」を楽想したベートーヴェンになっています♪

セミの写真を載せようとしたら
あっという間に9月になってしまいました。

浪曲健康法、オススメです!
私も毎日浪曲について何かしらの発見があります。
声の出し方とか、ここはこうやったら良いなど。
新しいことを少しずつ学んでいくのは、とても楽しいことですね。
是非、ふげん社 浪曲レッスン覗いてみて下さいませ。

■開催概要
第2回 9月18日(金)19:00−20:30
講師:東家一太郎(浪曲師)、東家美(曲師)
参加費:2,000円
会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:03-6264-3665
持ち物:
筆記用具、手拭いかハンカチかハンドタオル
※当日、検温のご協力をお願いいたします。37.5℃以上のお客様はご参加をお断りすることがあります。
※レッスンの際は、弊社が配布するフェイスシールドをご着用頂きます。
 
浪曲を自ら唸ることで、浪曲の鑑賞もまた別の視点から楽しむことができます。
浪曲の節や啖呵、三味線の音色は、五臓六腑に染み渡り、健康にも良いです。
お仕事終わりに、学校帰りに、一週間の終わりに、一節唸って心も身体もリフレッシュしませんか?
浪曲レッスンは奇数月、浪曲会は偶数月の金曜夜に開催します。
趣味の方から、プロを目指したい方まで、どうぞお気軽にご参加ください。

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9/2浪曲定席木馬亭御礼

9月2日木馬亭浪曲定席に出演させて頂きました。
急にどしゃぶりになったり不安定な天気の中、
浅草までご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。

東家一太郎&美は3番目で
「中山安兵衛道場破り」を務めました。
久しぶりに舞台に掛けました。
お客様にお聞きいただきながら、新しい発見もいくつかあり、勉強になりました。
木馬亭はお客様に浪曲を楽しんで頂く真剣勝負の舞台であり、また私たち浪曲家にとっての道場でもあります。

美は
玉川こう福師匠の「梅ヶ谷江戸日記」も弾かせて頂きました。

お客席後方から舞台を見ていて
初めて木馬亭に浪曲を聴きに来た頃のことを思い出しました。
昔とあまり変わりない、木馬亭の浪曲の雰囲気は本当に好いなぁと思いました。
浪曲7席と間に講談1席
人生、人間を描いた物語がこれだけの数、聞けます。
色々な浪曲師、曲師が出てきます。

木馬亭ご常連のお客様は本当に有り難いです。
また昨日今日と大学生のお客様がお二人いらして頂いたそうです。お若いお客様も嬉しいですね❗️
もっと木馬亭定席のことを世間に知って頂いて、
沢山の方に生の浪曲の良さを知って頂きたいです‼️

およそ30分の物語を節と啖呵と三味線で一つの曲に完成させる
浪曲という芸は凄い芸だなと
今日改めて思いました。
まだまだ浪曲は進化し続けることができますし、
芸の追求の道も果てしがないです。

何より浪曲の舞台が楽しいです(o^^o)
楽しみながら精進して参ります。




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9、10月公演情報アップしました

9月、10月の出演情報をアップしました‼️


9月10月11月以降の出演情報
それぞれクリックしますと公演情報に移動します。


明日9月2日は木馬亭定席に出演します。


9月22日(火・祝)  14時開演 

横浜にぎわい座 芸能ホール 「東家一太郎 うたって語って桜木町 第5回」

のチケットを持ち歩いておりますので、

お声がけ下さいませ。

宜しくお願い申し上げます🤲



9月出演情報


◆ 9月2日(水)7日(月) 12時15分開演 

  浅草 木馬亭

   「浪曲定席木馬亭」 毎月出演  

  2日は12時55分頃、7日は14時05分頃の出演となります

  番組表など詳しくはこちらをご覧下さいませ

 

◆ 9月9日(水)13時開演

  三越前 お江戸日本橋亭 「浪曲日本橋亭」

 詳しくはこちらのチラシをご覧下さいませ

 

 

◆ 9月13日(日)14時開演

  赤坂カルチャースペース嶋

  東家一太郎『夕立勘五郎』連続読み」第1回

 詳しくはこちらをご覧下さいませ

 

◆ 9月18日(金)  19時開演 

  目黒 ふげん社 「楽しく唸ろう!東家一太郎の浪曲レッスン」

 詳しくはこちらをご覧くださいませ

 

◆ 9月22日(火・祝)  14時開演 

  横浜にぎわい座 芸能ホール 「東家一太郎 うたって語って桜木町 第5回」

      詳しくはこちらをご覧下さいませ


◆ 9月27日(日)15時開演

  東武練馬 三凱亭 「東家一太郎努力会 第30回」

      詳しくはこちらをご覧下さいませ

 


10月出演情報

  

◆ 10月4日(日)7日(水) 12時15分開演 

  浅草 木馬亭

   「浪曲定席木馬亭」 毎月出演  

  4日、7日ともに14時05分頃の出演となります

  番組表など詳しくはこちらをご覧下さいませ

 

◆ 10月14日(水)昼

  三越前 お江戸日本橋亭 「けんさん会」

  東家一太郎&美・宝井梅湯・柳家小はぜの会

    詳しくはこちらをご覧下さいませ   

 

◆ 10月16日(金)  19時開演 

  目黒 ふげん社 「東家一太郎ふげん社の会」第19回

    詳しくはこちらをご覧下さいませ

 

◆ 10月31日(土)13時開演

  浅草 木馬亭 「東家一太郎 いち・かい第9弾 師から弟子へ~浪曲芸の継承」

  令和2年文化庁芸術祭参加公演

  詳しくはこちらをご覧下さいませ

  

 

◆ 「東家一太郎雷門会シーズン8」(偶数月第3金曜  19時開演 日本浪曲協会広間)

  会場の都合により、新型コロナウィルスの様子を見て 

  当面の間、休止とさせて頂きます

 

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