師匠の言葉

調べ物があって、久々に
昔の月刊浪曲をざっと見していましたら
いつの間にか1時間半くらい過ぎました。

お目当ての記事も何となく見つかりましたが
師匠の記事やインタビューはやはりじっくり読んでしまいます。

芸には人間性が反映するから
やましい、さもしい気持ちを持つな

という言葉が書かれていました。
師匠から直接言われたことはありませんでしたが、
背中で見せて下さいました。
確かに師匠はかっこ良く、
弟子に嫌な部分、汚い部分を見せることはほとんど無かったです。

また、月刊浪曲を読み進めていて
それが大師匠東家楽浦の教えであることも分かりました。

争いごとを好まず
弟子も家族という考えで
あまり怒るということがなかった

芸にはふだんの人間性が出るから。
貧乏してても苦労してても舞台に出たら、みんな忘れてやりなさい

本当に素晴らしい師匠の、一門の弟子になれたことが幸せです。

大いに反省してこれから芸道を進まねばなりません。