台本起こし

今日は丸一日、
台本起こしをしていました。

作品の全体と、良い所が掴めて来ます。

大師匠東家楽浦は
大名人だと再認識しました。

感心してしまって、溜め息が出てしまう芸です。

曲師も女将さんの文子師匠はじめ、
名人の方ばかりでやられていたのだと思います。

浪曲の台本の醍醐味は、
ここがいいんだ、
というポイントがあります。
ちょっとした表現でも、
細工がしてあって、作家の腕の見せ所なのでしょうが、
義理人情や、人生、世間の機微を上手く描いています。

楽浦師匠は特にそこが上手い!
努力と経験とセンス
最高のお手本です。