赤坂で浪曲
東家一太郎 夕立勘五郎連続読み第4回
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました!
ネタ下ろし全8席の果てしない旅に
お付き合い下さいまして心より感謝申し上げます。
勘五郎の剣術の師匠高木一睡軒の騙し討ちにした仇の二人、大河原源三郎、服部藤十郎をついに捕まえ唐丸籠に乗せ、勘五郎、兄弟分共に越後から三国峠へ登る。
引っ張りに引っ張った三国峠の喧嘩場の場面、
節のクライマックスで丁度時間となりました。
美のアドバイスと三味線の力で、
今回は気合いに満ち満ちながらも力を抜いて浪曲を務めることができました。
9月からの赤坂で浪曲では
夕立勘五郎、生涯三度の仇討ちのうち
また違う仇討ちの話。
もう一人の仇、田沢善次郎の妹、遊女高窓太夫の父親の仇を討つ、というシリーズです。
新たな登場人物が沢山出演し、
夕立勘五郎の世界がまた広がります。
野狐三次とともに
夕立勘五郎
この二つの古典連続物は
ライフワークで口演して行く野望を持っています。
この台本から、台本の妙、声節啖呵の技術や表現力、浪曲の持つ底知れない力を身につけて浪曲師として成長して参ります。
これから9月までの準備期間で台本を熟慮してまとめて参ります。
番組は
一、東家三可子「三囲塚の由来」
一、東家一太郎 夕立勘五郎第7話「輪島千代蔵」
〜仲入り〜
一、東家一太郎 夕立勘五郎第8話「三国峠」
曲師 東家美
でございました。
最後に
この夕立勘五郎連続読みを是非やって欲しいと
お声がけ下さり、貴重な機会を作って下さいました
赤坂で浪曲ご主催の
西岡さんに心より感謝御礼申し上げます。
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