御成街道

津田沼を歩いていましたら
御成街道(東金街道)の看板を見付けました。
所々剥がれた模様も味のある年季の入った案内板です。

御成街道は
徳川家康が船橋から東金まで作らせた街道で
「お殿様のおなーりー」
の御成り、からそう呼ばれているそうです。

東金で鷹狩りをする為に作らせたとのことですが、
鷹狩りというのはそんなに重要なものだったのでしょうか?

調べましたら、
領内の地理的把握や民情視察、軍事訓練などの意味があったとか。
武士の間では今でいうゴルフのような感覚で流行っていたのかなと想像してしまいました。
それにしても家康公は鷹狩りがお好きだったようです。

帰りは船橋から自宅のある鎌ヶ谷大仏まで1時間半くらい、
台本を覚えながら、時々声に出しながら歩いて帰りました。
良い運動にもなりました。
以前、道に迷って八千代市の大和田まで行ってしまったことがあるのですが、
今回は迷わずに、もう道を覚えました。
これでいつ終電逃しても帰れます。

歩きながら浪曲台本を覚えている時は、とても楽しい時間です。
暗記するだけでなく、ここはこう勢いをつけてやろうとか、こういう節の方がいいとか、この登場人物はこういう感じでなど、アイデアが次々に浮かんで来ます。
それもこれも、お客様の前で浪曲をさせて頂けるからこそです。
本当に有難いことでございます。