今年一年もお世話になりまして有難うございました

世の中には色々な娯楽、芸能、音楽がありますが、
私は浪曲、浪花節という芸に惚れ込んでこの世界に入りました。
来年で師匠浦太郎の門を叩いてから14年目になります。
妻の美に三味線を弾いてもらうようになって8年目になります。
年々、浪曲はなんて良いものだろうという想いが強くなって来ています。
絆、人情というかけがえのないものを三味線との呼吸で謳い上げる節。
聞けば思わず、胸に感じる熱み、込み上げる涙。
浪曲の周りには心温かい方々が自然と集まって来ます。

今年、周りの皆様のお力で、
コロナ禍でも自粛期間を除いて、
毎月継続して浪曲会を開かせて頂くことができました。
応援して下さるお客様、会場に足を運んで下さるお客様の温かい御心を感じ、いつも感謝しながら日々過ごして参りました。

私の努力不足でうまくいかないとことの方が多かったですが、美が助けてくれて浪曲ができました。
お客様や仲間も助けて下さいました。 

「人間万事塞翁が馬」
という言葉の意味を実感しました。
人生も、一つの会に向けても、一回一回の舞台でも、うまくいかない時も、手応えの無い時も、あきらめずに頑張れば何とかなる。何とかして喜びの時を迎えたい、美味しいお酒を飲みたい(o^^o)
とガッツの気持ちが出て来ました。

来年2021年
成長した姿を舞台でお見せ致します。

今年一年大変お世話になりまして誠に有難うございました。