木馬亭定席6月御礼

6月木馬亭定席
6日、7日と出演させて頂きました。
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
目黒ふげん社の会5日の夜から続けて、
お客様の前で浪曲させて頂けまして
とても有難い3日間でした。

6日は
野狐三次 彫り物の由来
7日は
野狐三次 木ッ端売り

生の舞台はお客様の熱気で盛り上げて頂いて、
美の三味線もさらに気合いが入り、撥で、手(メロディ)で、背中から押し出してくれます。
浪曲師で良かった❗️
と思える瞬間です‼️

また6日、美は
浜乃一舟師匠の三味線を弾かせて頂きました。
「男の花道」
素晴らしいご舞台でした。
御年85歳でいらっしゃる一舟師匠(伊丹秀敏師匠)。
舞台をされている時、
声も体力も30代か40代にしか見えません。
50歳くらい実年齢よりも若々しく輝いていらっしゃいます。
これはお世辞でもなんでもないです。
驚異的です。

師匠浦太郎が療養中で木馬亭に出演できない今、
一舟師匠(秀敏師匠)の浪曲を聴けることが私にとって何よりの勉強になっています。
そう思うと秀敏師匠のご存在が本当に有り難いです。
もちろん弟子の美にとっては
師匠の浪曲を弾かせて頂く事が一番の喜びだと思います。

今月舞台に立たせて頂いて、
声節啖呵と所作表情演技の技術的な面と台本の勉強工夫はもちろん、
お客様の前で力を発揮する為に体力を付けることも大事だと実感しました。

7月は
3日金曜日中入り後
7日火曜日3番目
東家一太郎、曲師東家美
出演致します。

木馬亭でもお会いできましたら幸いでございます。