初名古屋 道中記⑵

名古屋の上飯田イオンは
2月に建て替えリニューアルの為、一時休業されるそうで、
建て替え前のラストの前の上飯田イオン寄席でした。

長年お客様に愛されて来た雰囲気が伝わるイオンの店内。
3階のなごみ広場が寄席の会場です。
前には本屋さん、隣には名古屋名物のモーニングもあるポッキーという喫茶店もあります。
皆さん憩いの喫茶店。
早めに来て、モーニングを頼めば良かったと後から悔やんでおります。

音響チエックをさせて頂いていると
お客様が続々といらっしゃいました。
平日の昼前にもかかわらず、
50席のなごみ広場の椅子満席
立ち見の方もいらっしゃいました。
音響もとても良く、最高の環境でした。

何回かお会いしたことのある
落語の柳亭市弥さんとご一緒でした。
柳亭市馬師匠のお弟子さんです。
市弥さんはとても爽やかでお人柄が素敵な方です。
師匠がお優しい方だとお弟子さんもお優しい、
師弟の絆を学ばせて頂きました。
市弥さんの落語は
「初天神」
でした。

いざ、
東家一太郎&美
名古屋初浪曲‼️

はじめてにもかかわらず
拍手と掛け声で
お客様にお迎え頂きました。

いっぺんに気合いが入って来ます!
浪曲台には愛知ゆかりの
岡崎城のテーブル掛け。
テーブル掛けをかけた途端に
おおっ!凄いね!
と歓声を頂きました。
しかもこの作って頂いたテーブル掛けは
伝統の名古屋友禅染で描かれています。
お客様との距離が
テーブル掛けを縁に一気に親密になりました。

一太郎の浪曲プチ講座で
浪曲の楽しみ方をお伝えしてから
野狐三次 木ッ端売りを務めさせて頂きました。
名古屋なので太閤記を、とも思いましたが、
お家芸の野狐三次、江戸が舞台の演目で
師匠から教えて頂いた芸をきっちりと、
美の三味線を頼りに務めることに致しました。

お集まり頂きましたお客様皆様に
笑いどころで沢山笑って頂いて
泣きどころでは感動の拍手を頂いて
節と三味線で盛り上がるところでは、
お客様が浪曲を心から楽しんで頂いているのが伝わって来ました。
浪曲は名古屋のお客様にこんなにも求められているのかと、感動致しました。

終演後は沢山のお客様と握手をさせて頂いて、
温かいお言葉をおかけ頂きました。

初めての土地で浪曲をさせて頂いて、
初めてのお客様に私たちの浪曲を聞いて頂けますのは
最も嬉しいことの一つです。

また名古屋で浪曲をさせて頂きたいです!
もちろん、他のまだ行ったことのない土地の皆様に一太郎と美の浪曲をお聞き頂きたいです。

東家一太郎と美は夫婦浪曲、
一番フットワークが軽い浪曲コンビです。
どこへでもこちらから
お客様の前まで出向いて
浪曲で感動をお届け致します。

何かのお集まりで浪曲やってもいいかな
そんな機会がございましたら
お気軽にこちらまでご連絡宜しくお願い申し上げます。


名古屋で浪曲への思い入れについて、
ブログに(その三)としてアップいたします。