長野大岡公演記 東家美より

長野大岡公演記
東家美のFacebookから転載します(o^^o)
(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

10月18日〜21日、怒涛の三泊四日、長野県大岡公演から、ただ今帰って参りました。

一泊目は、山村留学センターで、日本各地から山村留学に来ている小・中学生と衣食住を共にし、子供達と触れ合い一泊しました。

翌日は、大岡地域の皆様と山村留学の子供達との交流を目的とした「スマイル交流会」にて、午前中は浪曲ワークショップ。午後は大岡に伝わる民話「がくどう様とお種池」を浪曲に仕上げて、御披露させて頂きました。

その後は、大岡地区の集落を二日間に渡って、5カ所回って口演させて頂きました。
一日目 〔中部地区、川口地区〕
二日目〔芦ノ尻地区敬老祝賀会、笹久(ささきゅう)地区、椛内(かばうち)地区〕です。
公演時間は、場所により1時間〜1時間30分。
浪曲が終わったら地区の皆様と御交流し、名残惜しみつつ、三味線を繋いだまま車で即移動という、浪曲全盛期並みのハードスケジュール。
大岡でしか出来ない、とてもやり甲斐ある濃厚な日々でした。

最初は、初めてみる若手浪曲師の新参者を硬い表情で迎えて下さった皆様が、浪曲口演後には、満面の笑顔で拍手を送って下さるたまらない瞬間、最高でした。
涙を流して「こんなに感動したことはない、ありがとう。また来てね」と握手して下さった力強い手の温もり、忘れられません。
平均年齢70歳以上、腰が90度以上曲がっている方々もいらっしゃいます。
限界集落と呼ばれ、地区によっては、18世帯のみとなっている場所もありながら、本当に沢山の皆様が集まって下さいました。
浪曲師が来るということで、急遽、敬老会を開いて下さった地区もありました。
なんて嬉しいことでしょう。
浪曲は、人と人との架け橋になって、心の扉を開けてくれる素敵な芸能だなぁと幸せに思いました。

各地区を30分間で移動し準備するという綿密な公演スケジュールを組んで、陰の立役者として大成功に導いて下さった大岡の御恩人。
内田さんの御尽力で、沢山の素敵な皆様とお逢いし、かけがえのない経験をさせて頂きました。
また去年に引き続き、二泊も泊めて頂きました萩尾さんは、大岡を愛し、移り住んで来られた温かい御夫婦です。

二泊に渡り、北アルプスに囲まれた大岡の名水、聖山の湧水で育まれた絶品のお米や野菜、お肉等を美味しく調理して下さり、盛大な酒盛りで歓迎して下さいました。
なんと、サプライズで一太郎さんの誕生日ケーキまで用意して下さっていました!
それもお酒に合うようにサーモンとマッシュポテトのおつまみ仕様です!
お祝いして下さったお気持ちに大感激でした。
大岡は、義理人情で溢れております。

この旅で、大岡を訪れて3回目になりました。
以前、私達が訪れたことを覚えていて下さっていて、再び今年も足を運んで下さった、ありがたい懐かしい皆様もいらっしゃいました。
御縁を大切に築いて下さり、訪れる度に絆が深くなっていく大岡の地と、一太郎・美で、これから何かが出来るのではないかと、色々な可能性を強く感じました!
実現出来るように、着実に進んで参ります。

楽しい楽しい三泊四日大岡公演の旅、本当にありがとうございました!!
また来年も、心から楽しみにしております!!!