大師寄席御礼

川崎大師の町で
40年以上前から始まり現在に至る地域寄席、
「大師寄席」に出演させて頂きました。

ご来場頂きましたお客様、誠に有難うございました。
大師駅からごりやく通りを300メートル進んだ右側にあります川中島神明神社が会場です。

新作の会ということで
三遊亭あおもりさんの落語、
柳家小ゑん師匠が中トリとトリで二席の落語。
一太郎 曲師 美は中入り後に新作浪曲
「水戸意外伝 光圀青春暴走曲」をつとめさせて頂きました。

川崎は元々漁師町であったそうです。
大師寄席世話人の皆様はとてもきっぷがよく、男らしい方ばかり。
お客様皆様の雰囲気もとても温かく和やかで、おかげ様で楽しく浪曲を務めさせて頂きました。
川崎大師の門前町の歴史と伝統を会場で感じる事ができました。
浪曲を口演中もどこか懐かしい、故郷にいるような感覚。
地域寄席の素晴らしさをたっぷりと、義理と人情の二道が大事だよと、人生の大先輩方の姿から教えて頂きました。

神社にある歳の神はせきの神様だそうです。
赤子を抱いた子育て地蔵のお姿、と看板に書いてありました。
喉に御利益があるそうで、浪曲師にとっては有難いです!