木馬亭3/7御礼

木馬亭浪曲定席
3月7日ご来場下さいましたお客様、
誠に有難うございました。

浜乃一舟 曲師 伊丹秀敏
生誕記念前日祭
でした。
86歳になられる秀敏師匠。
浪曲も三味線も超一流の名人芸。
何よりも人の魂を打つ、
聴く人を涙させ、心躍らせる芸の力は
師匠のお人柄そのものです。
物凄いとしか言いようがありません。

一太郎も美も
秀敏師匠に出会えて幸せです。

緊急事態宣言で半数の会場はちょうど満席。
木馬亭が秀敏師匠をお祝いする
お客様皆様の温かい御心に満ち満ちて
トップから最後まで浪曲、講談リレーが駆け抜けて行きました。

一太郎は美の三味線で
「野狐三次 木ッ端売り」
を務めました。
秀敏師匠の魂を継ぐ美の三味線の力で
少年三次の物語を語れまして幸せでした。

中トリ 東家三楽会長の「権太栗毛」では
曲師として弾かれた秀敏師匠は
トリでは
浜乃一舟と名を変え
「三日の娑婆」

浪曲の持つ力に圧倒されます。
最高の声節に思わず体が動き出します。
好い浪曲が聴けて幸せ、幸せ、幸せ。

一舟師匠を舞台上で弾く美の幸せな顔。
何もかも最高な一日でした。