8/1木馬亭定席 一舟師匠と美

8月1日 木馬亭浪曲定席
東家美は
浜乃一舟(伊丹秀敏)師匠の三味線を弾かせて頂きました。
木馬亭楽屋でのオフショットです(o^^o)

一舟師匠は
「暁の唄」作 萩原四郎

教員秋田祐吉と婚約者スミの幸せな日常に、突然十六年振りに帰ってきた祐吉の父親。
妻子を捨てて放蕩三昧の末、戻ってきた父は年老いていました…

家族の愛を描いた感動の作品です。
客席からもすすり泣く声が聴こえ、
一舟師匠も時に涙を浮かべながら口演していらっしゃいました。

節の言葉一つ一つを
綺麗なお声と情感こもった巧みな節遣いで聴かせて頂くと、うわっと涙が込み上げて来ます。
「浪曲は節」
堪らなく好いです。

BGMと歌謡節も入り、私が担当させて頂きました。
一舟師匠にとても喜んで頂けて嬉しかったです。

浪曲と三味線、
拍子木、幕、音楽
そしてお客様、
バッチリ合った感覚は
木馬亭定席の最高の充実感です。

大事に守って行きたいです。