深川江戸資料館 浪曲牡丹灯籠の模様 リポート①

深川江戸資料館での
「浪曲 怪談牡丹灯籠」は
火の見櫓のある辻で、
櫓下に浪曲舞台をセットして頂き、口演させて頂きました。
お客席はこのような感じです。
浪曲台のテーブル掛けは牡丹の花です。
浪曲セットも想像以上に風景とマッチしました。
美が座る三味線用の床几もとても雰囲気があり、また座りやすかったようです。

浪曲がまだ浪花節と云われた時代。明治のはじめに誕生した頃には、このような辻で口演する大道芸だったそうです。
三味線のつい立も無く、葦簀を張って寄席のような空間を作っていたそうです。
浪曲師は座っていたようですが、もしかしたらこのような形で台を前にして立っていた浪花節語りもいたかも知れません。
まだ明治のはじめには江戸の名残りが残っていたことと思います。
そんな時代にも想いを馳せ、浪曲家としての原点を体験させて頂きました。
館内にある長屋の開いた障子から見える浪曲舞台です。
この家はお三味線のお師匠さんの家を再現されたそうです。
とても素敵な構図の一枚ですよね。

ブログにアップしました写真は
いらして頂いたお客様が撮影されたものを使わせて頂きました。
有難うございます。

口演中の雰囲気や
深川江戸資料館のお化け展示についてなどまたブログに書かせて頂きます。

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コメント: 2
  • #1

    亜津佐 (火曜日, 15 8月 2017 06:32)

    急な仕事で行かれず残念です

    大好きな深川資料館
    三味線のお師匠さんの家は、お邪魔したことがあります
    神棚があって、鏡台があって、三味線に手ぬぐいがかかっていて・・・
    きっと美さんのようなお師匠さんがお弟子さんに教えていたのでしょう

    昔は一太郎さんのような浪曲師さんが、江戸の街並みを闊歩していたはず
    現代でも、どんどん闊歩してくださいね

  • #2

    一太郎 (水曜日, 16 8月 2017 09:34)

    亜津佐 様、コメント頂きまして有難うございます(*^o^*)
    とても嬉しく、パワーが湧きました。
    また深川資料館に出演する時は是非遊びにいらして下さいませ。

    三味線のお師匠さんの家、ご存知なのですね。
    三味線に手拭いがかかっているなんて、細かく再現されていますね(^O^)

    浪曲師が辻々で闊歩していた時代があったのかと思うと感慨深いです。
    現代に闊歩できるように日々頑張ります!