吹けば飛ぶよな

TBSラジオで船村徹先生の特番をやっていたので聴きました。
アメリカナイズされた楽曲が流行った時代。
反骨精神で、敢えて日本人の心に直球ど真ん中の「王将」を作り上げたという話に感銘を受けました。

西條八十先生の
「吹けば飛ぶよな将棋の駒に 賭けた命を笑わば笑え」という詩を
「吹けば飛ぶよな演歌の節に 賭けたオイラを笑わば笑え」
と置き換えて、作曲されたそうです。
歌詞の「月も知ってるおいらの意気地」そのままに、通された意気地を学びました。
日本人の心歌、DNAに響く歌や節は浪曲道にも通じると思います。
村田英雄先生は浪曲師出身で、大尊敬する名人のお一人です。
西條八十先生は私の母校早稲田中高の大先輩で、第二校歌の作詞もしていらっしゃいます。在学中は西條八十と言っても大変失礼な話、興味もなかったですが、今何か繋がった気が致します。
王将の歌詞を座右の銘に浪曲道に意気地を通して行こうと思います。