平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加公演

東家一太郎 いち・かい 第7弾

「浪曲の明日」 公演ホームページ

11月9日(金)夜

平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加公演

東家一太郎 いち・かい 第7弾「浪曲の明日」公演

を務めさせて頂きました。

ご来場下さいましたお客様、応援下さいましたお客様、誠に有難うございました。

 

当日の様子を写真とともに綴らせて頂きます。

撮影はお世話になっております北鎌倉在住の写真家 関戸勇さんです。

 

猪馬ぽん太さんの司会で晴れやかに始まり、

テーブル台前での「一太郎のテーマ」から、

「笑いたっぷり浪曲道場♫」浪曲の楽しみ方講座へと続きます。

そして日本で唯一の浪曲の寄席、愛する木馬亭と浅草の風景を読み込んだ

新作 「一太郎の浅草案内」を務めました。

 

 

守田梢路さんの分かりやすくて目からウロコの解説で浪曲の楽しみ方が何倍にも膨れ上がります。

 

一太郎と美で作りました強い想いを込めた「シートン動物記よりオオカミ王ロボ」。

木馬亭で初披露のテーブル掛けは、ロボという名のオオカミ、実物大のその大きさにビックリ!

ロボの奥さん、白いオオカミブランカとロボの群れなどが描かれています。シートンファン必見です!!

 

動物の夫婦の愛情を利用して、ロボと捕らえようとする動物学者シートン。

とても哀しい別れの末に、シートンは動物物語を書き始めます。

動物学者今泉吉晴先生に監修して頂いた新作浪曲を

美の三味線で無我夢中で唸らせて頂きました。

 

 

ぽん太さんの司会で幕が開きますと、なんと曲師は美と伊丹秀敏師匠の二人。

演目は「野狐三次より木ッ端売り」

師弟の息の合った二色の三味線の音色。

まるでオーケストラのように綺麗な高音と心に響く重低音のハーモニーが

身体に沁み込んで来て、浪曲三味線の醍醐味を感じながら気持ち良く務めさせて頂きました。

 

師匠二代目東家浦太郎と二十数年合三味線でいらした伊丹秀敏師匠。

お二人が作り上げた浪曲、三味線は私たちが生涯を懸けて目指すもの。

師匠から弟子へ、浪曲の明日に向かってしっかりと受け継いで行く覚悟で

一太郎・美、精一杯頑張りました。

 

親孝行な少年三次と周りの親切な大人たち。

江戸の昔の風景が甦ってきます。

浪曲の本質、義理人情を謳いあげる名作です。

 

お客様の熱いお励ましの御心、掛け声、拍手に包まれて、

沢山のパワーを頂いて無事務めさせて頂くことができました。

 

心より御礼申し上げます。

 

 

楽屋では秀敏師匠が弟子の美にいつものようにお優しく三味線の手を教えて下さいます。

名人 伊丹秀敏師匠は普段の佇まいからして絵になります。

夜の浅草奥山。

観音様と木馬亭の灯りとともに「浪曲の明日」に向かって突き進んで参ります!!

 

 

文化庁芸術祭にはじめて参加させて頂く公演でした。

浪曲をはじめて聞くというお客様、あまりお詳しくないお客様、浪曲大好きというお客様

皆様にご満足頂ける、分かりやすい会をコンセプトに致しました。

また、若い世代のお客様にもいらして頂きたいと夜19時開演に決めました。

 

会のタイトル「浪曲の明日」は

民族芸能を守る会発行の冊子『民族芸能』(2014年10月1日発行)に

浪曲界の大先輩、故国本武春師匠が書かれました文章のタイトルを使わせて頂きました。

この文章の中で武春師匠が一太郎と美の事を書いて下さっております。

「夫婦で二人三脚でやっている」「浪曲界にとって明るい一条の光」

と仰って下さったのが、私たちにとって大変な励みとなりました。

しかも、この文章を拝見したのは、お世話になった武春師匠が亡くなった後。

 

大好きな浪曲を続けて行くのは、おそらく果てしのない芸の道ですが、

美の三味線の力と共に浪曲の明日の朝日を浴びて行きたい、

そんな想いも込めまして会のタイトルにしました。

 

 

当日配らせて頂いたプログラムです。文章はこちらをご覧下さいませ。

 

 

次回、2019年のいち・かい第8弾は

10月12日土曜日昼に浅草木馬亭にて 

ゲストをお迎えして

浪曲あり、恒例の節劇あり、

盛り沢山の内容で公演致します!!

是非、手帳のカレンダーにチェック頂けましたら幸いでございます。

今からもご予約受け付けております!

 ◆平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加公演

 東家一太郎 いち・かい 第7弾 「浪曲の明日」◆

 

〔日程〕平成30年11月9日(金) 

 

〔開場/開演〕18:00/19:00 (終演予定21:00)

 

〔番組〕

笑いたっぷり浪曲道場~これであなたも浪曲通🎵

「一太郎の浅草案内」

 

シートン動物記より「オオカミ王ロボ」

(今泉吉晴監修)

 

野狐三次より「木ッ端売り」

(野口甫堂脚色)

 

浪曲 東家一太郎 

曲師 東家美、伊丹秀敏

 

司会  猪馬ぽん太

解説  守田梢路

 

〔入場料〕 2000円

限定130席

 

〔場所/住所〕

浅草木馬亭/台東区浅草2-7-5

つくばエクスプレス「浅草駅」下車徒歩3分

銀座線・都営浅草線・東武線「浅草駅」下車徒歩8分

 

浪曲って最高だね

と感じて頂けるまで、一太郎はあきらめません!!

師匠から弟子へ受け継がれてきた宝「浪花節」。

次代に渡すバトンを持って走り抜けます!

「浪曲の明日」への気概を今、ここに。

 

浪曲は、とっても身近なエンターテイメント!

東家一太郎、曲師東家美(みつ)、

夫婦浪曲ならではの、あうんの呼吸。

節と三味線で熱くなる浪曲の魅力を

金曜日夜の浅草でたっぷりお届け致します!!

 

〔演目・ゲストの詳細〕

 

笑いたっぷり浪曲道場~これであなたも浪曲通🎵

「一太郎の浅草案内」

浪曲はどう聞いたらいいんだろう?初めての方もご安心。よく知ってるよ!という方もお楽しみ下さい浪曲道場。

日本で唯一の浪曲の寄席「木馬亭」のある浅草を一太郎が節で観光案内します!

 

シートン動物記より「オオカミ王ロボ」

(今泉吉晴監修)

かつてニューメキシコに実在した「ロボ」という名のオオカミ。家族と群れを守るため、人間と攻防を繰り広げる賢いロボとの出会いを通して

動物学者シートンは、人間と変わらない動物の愛情を発見します。アッと驚く実物大のロボ、物語を友禅染で描いたテーブル掛けを木馬亭で初公開します!!

 

野狐三次より「木ッ端売り」

(野口甫堂脚色)

関東節東家のお家芸「野狐三次」という長い物語の中から、主人公三次の少年時代のお話です。

病気の母の薬代にと、貰った木屑を天秤棒を担いで売り歩く、三次の姿に涙して、優しく見守る長屋の人たち。

名作は時代を超える!めったに見れません!

伊丹秀敏師匠と東家美の三味線で一太郎が唸ります!!

 

 

ゲスト

曲師 伊丹秀敏 

今年芸道75周年。天下の名曲師として名だたる浪曲の大家の三味線を弾き続ける。

七色の声で一世を風靡した伊丹秀子(二代目天中軒雲月)の愛弟子。

浪曲師浜乃一舟としても、師匠譲りの美声、名調子で舞台に花を咲かせる。

後進の育成にも熱心で、東家美ほか多くの弟子を指導している。

 

目からウロコ!分かりやすい浪曲解説 

守田梢路

古典芸能エッセイスト。桜美林大学非常勤講師。日本ペンクラブ会員。

古典芸能を中心にエッセイ、人物インタビューやルポルタージュを発表。

『AERA』の「現代の肖像」では、文楽の人間国宝「吉田簑助」、浪曲の「国本武春」などを発表。

著作は『ザ・前座修業』(NHK出版・共著)など。

 

司会 猪馬ぽん太  

浅草の顔!お笑い浅草21世紀のぽん太さん。この方なくては「いち・かい」は成り立ちません。

東京都生まれ。橋達也氏(社団法人 日本喜劇人協会第9代会長)に師事。

喜劇役者・漫談・司会で、テレビ・映画・ラジオ・舞台など幅広く活躍している。